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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


4.3.7 標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングする手順

コマンドまたはスクリプトの標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングします。

デフォルトでは,「出力プロパティのマッピング定義一覧」に表示されるプロパティの出力フィルタは空欄です。そのため,コマンドまたはスクリプトの標準出力および標準エラー出力が,すべて出力プロパティに格納される設定になっています。標準出力および標準エラー出力の値を切り出して出力プロパティにマッピングしたい場合は,[出力フィルタ編集]ダイアログボックスで正規表現を設定します。

[部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスを表示していない場合の手順:

  1. [エディタ]画面の[部品]ビューで[開発]タブを選択します。

  2. 部品を新規作成する場合,[作成]ボタンをクリックします。

    または,部品を編集する場合,部品を選択して[編集]ボタンをクリックします。

標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングするには:

  1. [部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスの「リモートコマンド」で[編集]ボタンをクリックします。

  2. 「出力プロパティのマッピング定義一覧」でプロパティを選択し,[編集]ボタンをクリックします。

    「出力プロパティのマッピング定義一覧」に表示される出力プロパティは,部品プロパティの設定時に登録した出力プロパティだけです。

  3. [出力フィルタ編集]ダイアログボックスの「出力フィルタ」を,PCREに従った正規表現で入力し,[OK]ボタンをクリックします。

  4. 設定した出力フィルタを検証したい場合は,[標準出力/標準エラー出力]テキストボックスにテスト用の標準出力および標準エラー出力を入力し,[出力フィルタの動作確認]ボタンをクリックします。

    出力フィルタで切り出された値が「出力プロパティの値」に表示されます。

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