3.2.4 後続ステップ実行条件について
前のステップの戻り値によって,後続のステップを実行するかどうかを設定します。
なお,ステップの戻り値は,基本的には部品の戻り値と同じです。ステップの戻り値と部品の戻り値の関係については,「4.3.12 実行したコマンドまたはスクリプトの戻り値,部品の戻り値,ステップの戻り値の関係について」を参照してください。
後続ステップ実行条件の種類
- [部品の戻り値が判定値以下の場合に後続のステップを実行する]
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判定値と警告値の設定例を次に示します。
図3‒3 判定値が「0」,警告値が未設定の場合(デフォルト) -
戻り値が判定値以下の場合は,後続のステップを実行します(正常終了)。
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戻り値が判定値より大きい場合は,後続のステップは実行されません(異常終了)。
図3‒4 判定値が「6」,警告値が「2」の場合 -
戻り値が判定値以下の場合,後続のステップを実行します(正常終了)。ただし,戻り値が警告値以上,判定値以下の場合は,後続するステップを実行し,警告終了となります。この場合,警告値を超えて終了したことを示すため,タスクの状態は「失敗」(タスク終了時),または「異常検出」(タスク実行中)になります。[タスク詳細]ダイアログボックスには,警告終了したことがステップの状態として表示されます。警告値を指定する場合は,判定値以下の値を指定してください。なお,警告値の指定は省略できます。
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戻り値が判定値より大きい場合は,後続のステップは実行されません(異常終了)。
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- [常に後続のステップを実行する]
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部品の戻り値に関係なく,常に後続のステップを実行します。
- [常に後続のステップを実行しない]
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部品の戻り値に関係なく,常にステップを異常終了します。後続のステップは実行されません。
後続ステップ実行条件を設定できない部品
階層フロー部品や値判定部品など,フローを制御する部品には,後続ステップ実行条件を設定できません。
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階層フロー部品
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戻り値判定分岐部品
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値判定部品
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実行間隔制御部品
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異常終了部品
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値判定分岐部品