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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド


3.2.3 ステップの定義情報として設定する項目について

[ステップ編集]ダイアログボックスで,ステップのIDやステップ名,部品,入力プロパティ,出力プロパティの情報などを設定します。

表3‒2 [ステップ編集]ダイアログボックスで設定する項目

項目

説明

ステップ

ステップID

ステップを一意に識別するための値です。ステップIDは,フロー内(配下の階層フローは含まない)で一意となる値を指定します。デフォルトでは部品IDが表示されています。

フロー内に同一ステップIDのステップがある場合は,ステップIDの末尾に「_n」(n: 2から始まるユニークな整数)が付き,「ステップID_n」の形式で表示されます。ただし,「ステップID_n」が30文字を超えていた場合,超えた文字数分がステップIDの末尾から削除され,「_n」の付いた形式に変更されます。

ステップ名

ここで指定した値が[フロー]ビューにあるステップのアイコンや,[ステップ一覧]にステップ名として表示されます。また,第1階層のフローの場合,[タスク詳細]ダイアログボックスにも表示されます。デフォルトでは部品名が表示されています。ステップ名は,同一フロー内で重複して指定できます。

フロー内に同一ステップ名のステップがある場合は,ステップ名の末尾に「_n」(n: 2から始まるユニークな整数)が付き,「ステップ名_n」の形式で表示されます。ただし,「ステップ名_n」が64文字を超えていた場合,超えた文字数分がステップ名の末尾から削除され,「_n」の付いた形式に変更されます。

説明

第1階層のフローの場合,ここで指定した説明が[タスク詳細]ダイアログボックスに説明として表示されます。デフォルトでは空白です。

部品

部品の情報が表示されます。

部品バージョンには,[部品]ビューからドラッグ&ドロップした部品のバージョンが表示されます。ステップを編集するときは変更できません。

後続ステップ実行条件

ステップで実行する部品の戻り値によって,後続のステップを実行するかどうかを設定します。

入力プロパティ

サービスプロパティを設定すると,その値が部品の入力プロパティとして設定されます。また,値を直接入力することもできます。

出力プロパティ

サービスプロパティを設定すると,そのプロパティの値を更新できます。

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