2.2.9 サービスに定義するプロパティ(サービスプロパティ)
サービスのプロパティを定義することで,サービスの実行に必要なパラメータを指定したり,サービスの実行結果を取得したりできます。サービスプロパティには次の種類があります。
- 入力プロパティ
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サービスの実行に必要な入力値を格納するためのプロパティを定義できます。独自のプロパティを定義するほか,サービス共有プロパティを利用することもできます。入力プロパティには,プロパティキーやプロパティ名のほか,プロパティの可視性なども指定できます。入力プロパティは次のダイアログボックスで定義します。
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[サービスの入力プロパティ作成]ダイアログボックス
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[サービスの入力プロパティ編集]ダイアログボックス
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- 出力プロパティ
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サービスの実行結果を格納するためのプロパティを定義できます。出力プロパティは次のダイアログボックスで定義します。
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[サービスの出力プロパティ作成]ダイアログボックス
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[サービスの出力プロパティ編集]ダイアログボックス
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- 変数
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部品間の処理で値を引き継ぐために設定するワーク用の変数です。変数は次のダイアログボックスで定義します。
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[変数作成]ダイアログボックス
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[変数編集]ダイアログボックス
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入力プロパティおよび出力プロパティは,次のダイアログボックスでサービスプロパティとして表示されます。
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[サービス設定]ダイアログボックス
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[サービス実行]ダイアログボックス
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[タスク詳細]ダイアログボックス
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[サービス共有プロパティ]ビュー(サービス共有プロパティの場合)
サービスの入力プロパティおよび出力プロパティに格納できる値の最大値は1,024文字です。
入力プロパティおよび出力プロパティのマッピング
ステップの編集時に,[入力プロパティマッピング]ダイアログボックスまたは[出力プロパティマッピング]ダイアログボックスで,部品プロパティにサービスプロパティをマッピングすることで,JP1/AOの操作画面で入力したサービスプロパティの値を部品プロパティに設定したり,部品プロパティの値を画面に表示したりできます。
変数のマッピング
ステップの編集時に,[出力プロパティマッピング]ダイアログボックスで,値を引き継ぎたい部品の出力プロパティを変数にマッピングします。そして,[入力プロパティマッピング]ダイアログボックスで,あとに実行する部品の入力プロパティに変数をマッピングすることで値を引き継げます。
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