5.4.5 待機系サーバをセットアップする手順(共通コンポーネントがインストール済みの場合)
待機系サーバをセットアップします。
待機系サーバをセットアップするには:
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クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを待機系サーバに移動します。
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待機系サーバでJP1/Baseのクラスタ環境をセットアップします。
セットアップする際は,JP1/AOと同じ論理ホスト名を指定します。
論理ホストのJP1/Baseのプライマリー認証サーバには,JP1/AOと同じ論理ホスト名を指定します。それ以外の認証サーバを指定する場合は,その認証サーバと通信できることを確認して指定してください。また,認証サーバに次のJP1ユーザーが登録されていることを確認します。
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OSユーザーとのマッピングができていること。
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「表1‒2 JP1ユーザーの権限レベル」に示す権限およびJP1資源グループにアクセスできること。
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待機系サーバでサービス(HAutomation Engine Web Service)が起動している場合は,hcmdssrvコマンドに/stop /server AutomationWebServiceオプションを指定して実行し,停止します。
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待機系サーバでsetupclusterコマンドを実行します。
関連トピック
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マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」−「クラスタシステムで運用する場合の設定」のトピック
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マニュアル「JP1/AO 運用ガイド」−「JP1/AOのサービス」のトピック