1.2.3 JP1/BaseでJP1ユーザーを作成する
JP1/AOをインストールするためには,JP1ユーザーが事前に登録されている必要があります。少なくとも1つのJP1ユーザーが存在し,かつ,ユーザーマッピングされていることを確認してください。
なお,JP1/Baseをインストールすると,jp1adminユーザーがデフォルトで作成されます。jp1admin以外のユーザーを,JP1ユーザーとして使用する場合は,JP1/BaseでJP1ユーザーを作成する必要があります。
jp1adminユーザーや,既存のJP1/Baseで利用しているユーザーを使用する場合でも,Administrators権限またはroot権限を持つOSユーザーとマッピングされていること,および次のJP1ユーザーの権限レベルの表に記載されている権限が付与されていることを確認してください。
JP1/BaseでJP1ユーザーを作成するには:
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JP1/Baseを使用してJP1ユーザーを作成し,次の表に示す権限レベルを設定します。
表1‒2 JP1ユーザーの権限レベル 権限
JP1資源グループ
JP1_AO_Admin
*(すべてのJP1資源グループにアクセスできることを示します)
JP1_AJS_Manager
JP1_JPQ_Admin
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作成したJP1ユーザーに対して,Administrators権限またはroot権限を持つOSユーザーとマッピングします。
JP1/AOサーバのOSがWindowsの場合,Administratorsグループに所属するビルトインAdministrator以外のユーザーをマッピングするときはUACを無効にしてください。UACを有効にしている場合はサービスの実行に失敗します。
関連トピック
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マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」−「ユーザー管理の設定」のトピック
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マニュアル「JP1/AO 運用ガイド」−「ビルトインサービス共有プロパティ一覧」のトピック