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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 構築ガイド


5.4.3 実行系サーバおよび待機系サーバにJP1/BaseおよびJP1/AOをインストールする手順(共通コンポーネントがインストール済みの場合)

実行系サーバおよび待機系サーバにJP1/BaseおよびJP1/AOをインストールします。

実行系サーバおよび待機系サーバにJP1/BaseおよびJP1/AOをインストールするには:

  1. 実行系サーバにJP1/Baseをインストールします。

    JP1/Baseのインストール先は,実行系サーバと待機系サーバで同じ名称のドライブおよびフォルダを指定します。

    インストール後に,再起動が必要というメッセージが画面に表示された場合は再起動します。

  2. 実行系サーバのJP1/BaseでJP1ユーザーを作成します。

    詳細は「1.2.3 JP1/BaseでJP1ユーザーを作成する」を参照してください。

  3. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを実行系サーバに移動します。

  4. 実行系サーバにJP1/AOをインストールします。

    • データベースの格納先は共有ディスク上のパスを指定します。

    • JP1/AOサーバのホスト名に論理ホスト名を指定します。

    • JP1/AOおよびJP1/AJS3 - Managerのインストール先は,実行系サーバと待機系サーバで同じ名称のドライブおよびフォルダを指定します。

    インストール後に,再起動が必要というメッセージが画面に表示された場合は再起動します。

  5. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを待機系サーバに移動します。

  6. 待機系サーバにJP1/Baseをインストールします。

    JP1/Baseのインストール先は,実行系サーバと待機系サーバで同じ名称のドライブおよびフォルダを指定します。

    インストール後に,再起動が必要というメッセージが画面に表示された場合は再起動します。

  7. 待機系サーバのJP1/BaseでJP1ユーザーを作成します。

    詳細は「1.2.3 JP1/BaseでJP1ユーザーを作成する」を参照してください。

  8. クラスタソフトを使用して,Hitachi Command Suite製品を登録しているリソースグループを待機系サーバに移動します。

  9. 待機系サーバにJP1/AOをインストールします。

    • データベースの格納先は共有ディスク上のパスを指定します。

    • JP1/AOサーバのホスト名に論理ホスト名を指定します。

    • JP1/AOおよびJP1/AJS3 - Managerのインストール先は,実行系サーバと待機系サーバで同じ名称のドライブおよびフォルダを指定します。

    インストール後に,再起動が必要というメッセージが画面に表示された場合は再起動します。

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