3.7.5　タスク情報の一括配布

定義したタスクは，複数のエージェントに一括配布できます。1つのエージェントで，タスクのノードを追加，削除したり，プロパティを設定したりしたあと，そのエージェントを配布元としてプロパティの一括配布を行うことで，ツリー構造を含めたプロパティの設定を，配布元と配布先で一致させることができます。

一括配布できるのは，Agentフォルダ以下のプロパティ，およびProbeフォルダの下位のTask Listフォルダ以下のプロパティです。プロパティの詳細については，「付録E.2　Agent Collectorサービスのプロパティ一覧」を参照してください。

なお，タスク以外の設定項目（パスワードやWebトランザクションファイルなど）は配布されないため，各エージェントで定義しておく必要があります。

一括配布を行うには，PFM - Managerのバージョンが08-11以降でありPFM - Web Consoleのバージョンが08-50以降である必要があります。

一括配布の詳細については，マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の，エージェントの監視について説明している章を参照してください。