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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


3.7.4 タスク情報の反映

PFM - Web Consoleを使用して設定したタスク定義をIE Probe DaemonおよびProbe Daemonに反映する手順を次に示します。

  1. 監視コンソールのブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

    [メイン]画面が表示されます。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。

    [サービス階層]画面が表示されます。

  3. ナビゲーションフレームからエージェントを選択する。

    [プロパティ]画面が表示されます。

  4. [Probe]ツリーを選択する。

  5. Reloadプロパティの値にYesを選択し,[OK]ボタンをクリックする。

    IE Probe DaemonおよびProbe Daemonが再起動され,計測条件の変更が計測に反映されます。

    注意事項

    計測条件のプロパティの変更後に[OK]ボタンをクリック(3.7.3項の手順5)しなかった場合,設定の変更はIE Probe DaemonおよびProbe Daemonに反映されません。

  6. IE Probe DaemonおよびProbe Daemonの状態を確認する。

    IE Probe DaemonおよびProbe Daemonの状態は,PFM - Web Consoleから確認できます。

    IE Probe Daemonの状態

    PFM - Web ConsoleからIE ProbeのIE Probe Statusプロパティとして確認できます。Unknownが表示された場合は,プロパティを再取得してみてください。

    IE Probe Statusの値

    サービスの状態

    Active

    IE Probe Daemonが開始,または停止処理中。

    Inactive

    IE Probe Daemonが停止,または開始処理中。

    Unknown

    状態の取得に失敗。

    Reloading

    Reload処理中。

    Probe Daemonの状態

    PFM - Web ConsoleからProbeのProbe Statusプロパティとして確認できます。Unknownが表示された場合は,プロパティを再取得してみてください。

    Probe Statusの値

    サービスの状態

    Active

    Probe Daemonが開始,または停止処理中。

    Inactive

    Probe Daemonが停止,または開始処理中。

    Unknown

    状態の取得に失敗。

    Reloading

    Reload処理中。

  7. 各タスクのStatusプロパティがAppliedであることを確認する。

    Statusプロパティは,タスクの編集,反映状態を表しています。Statusプロパティの値と状態の意味,および各状態の対処方法を次の表に示します。

    表3‒12 Statusプロパティの値と状態の意味,および各状態の対処方法

    状態名

    状態の意味

    対処方法

    Applied

    設定がIE Probe DaemonおよびProbe Daemonに反映されている状態。

    対処不要。

    Deleted

    削除が指定されたが,IE Probe DaemonおよびProbe Daemonには反映されていない状態。この状態のタスクはプロパティを変更しても,すべて無効となり反映されない。IE Probe DaemonおよびProbe Daemonに反映されるまで,同じIDのタスクは追加できない。

    1. ReloadをYesに設定し,[OK]ボタンをクリックする。

      タスクがTask Listから消え,同一IDのタスクを追加できるようになる。

    Initial

    タスクが新規作成されてから,初めに値を設定して[OK]ボタンがクリックされるまでの間の状態。

    1. すべての入力必須プロパティに有効な値を入力し,[OK]ボタンをクリックする。

      Valid状態になる。

    2. ReloadをYesに設定し,[OK]ボタンをクリックする。

      IE Probe DaemonおよびProbe Daemonに変更が反映されれば,Applied状態になる。

    Invalid

    不正な値が設定されたプロパティがある状態。

    1. 不正なプロパティに有効な値を入力し直し,すべての必須プロパティに有効な値が入力されている状態にして[OK]ボタンをクリックする。

      Valid状態になる。

    2. ReloadをYesに設定し,[OK]ボタンをクリックする。

      IE Probe DaemonおよびProbe Daemonに変更が反映されれば,Applied状態になる。

    Valid

    必要なプロパティがすべて正しく入力されているが,設定の変更をIE Probe DaemonおよびProbe Daemonに反映していない状態。

    1. ReloadをYesに設定し,[OK]ボタンをクリックする。

      IE Probe DaemonおよびProbe Daemonに変更が反映されれば,Applied状態になる。

    注※

    Invalid状態では,「Invalid」に続く大括弧内に,不正なプロパティの名称がコンマで区切られて表示されます。例えば,URLとDepthの2つのプロパティが不正である場合,「Invalid[URL, Depth]」のように表示されます。

    なお,不正な値が入力されたプロパティは,共通メッセージログに出力されたメッセージからも確認できます。