jpctool alarm check
形式
jpctool alarm check -f アラーム定義ファイル名 [-syntax] [-wait 秒数]
機能
jpctool alarm checkコマンドは,作成したアラーム定義ファイルの構文を検証したり,定義内容(指定したレコードやフィールドがサポートされているか)や必要なPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップ状態を検証したりするコマンドです。定義内容やPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップ状態を検証する場合は,Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスを起動させておく必要があります。構文検証だけをして,定義内容やPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップ状態の検証をしない場合は,-syntaxオプションを指定してください。-syntaxオプションを指定すると,Name Serverサービス,Master Managerサービス,またはView Serverサービスが停止している状態でも実行できます。
アラーム定義ファイルの構文や定義内容に誤りがある場合,ファイル内の行番号と誤りの内容を示すエラーメッセージが出力されます。誤りが複数ある場合は,すべての誤りに対してエラーメッセージが出力されます。
コマンドを実行できるホスト
PFM - Manager
実行権限
- Windowsの場合
-
Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
-
rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1pc/tools/
引数
- f アラーム定義ファイル名
検証するアラーム定義ファイルのファイル名を指定します。ファイル名は,相対パスでも絶対パスでも指定できます。
全角文字,半角英数字,半角空白文字,または次に示す半角記号を指定できます。
% - ( ) _ . @ [ ]
ただし,半角空白文字を含む場合は「"」(ダブルクォーテーション)で囲んでください。また,半角記号を指定する場合は,必要に応じてエスケープ表記をしてください。
-syntax
アラーム定義ファイルの構文が正しいかどうかだけを検証することを指定します。
-wait 秒数
同時に実行できないコマンドが実行中の場合の,最大待機秒数を指定します。この引数は,起動情報ファイル(jpccomm.ini)でアラームコマンドの実行を待機する設定(Alarm Command Wait Mode)を有効にしている場合で,jpccomm.iniファイルでの設定とは異なる秒数を指定したいときに使用します。1〜3600の数字で指定します。
指定を省略した場合,jpccomm.iniファイルでの設定秒数で動作します。
同時に実行できないコマンドについては,「アラームコマンドが同時に実行できないコマンド」を,jpccomm.iniファイルおよびAlarm Command Wait Modeについては,「付録F 起動情報ファイル(jpccomm.ini)」を参照してください。
アラーム定義ファイルの形式
コマンド「jpctool alarm import」の「アラーム定義ファイルの形式」の記載個所を参照してください。
注意事項
-
このコマンドは多重実行できません。
-
定義内容やPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップ状態を検証する場合は,Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスを起動させておく必要があります。構文検証だけをして,定義内容やPFM - AgentまたはPFM - RMのセットアップ状態検証をしない場合は,-syntaxオプションを指定してください。-syntaxオプションを指定すると,Name Serverサービス,Master Managerサービス,またはView Serverサービスが停止している状態でも実行できます。
-
ファイル名に全角文字を指定する場合,コマンドを実行するシェルの文字環境が日本語(Shift JIS コード,EUC コードまたはUTF-8)である必要があります。このコマンドを実行する前に,シェルの文字環境を確認してください。
-
1つのアラームテーブルに定義できるアラームは,すでに定義されているアラームを含めて,最大250個です。アラーム定義ファイルの定義内容の妥当性を検証する場合,すでに定義されているアラームとの合計が250個を超えるかどうかまでは検証されません。
-
jpctool alarmコマンドを使用して,アラーム定義ファイルを作成すると,最大250個のアラームを一度に定義できます。大規模システムで複数のサーバに一括してアラームを設定するときなどに使用します。
なお,インポートできるインポートファイルのアラームテーブルが混在した場合でも最大250個のアラームとなります。
- 例1
-
インポートファイル1
アラームテーブルA(定義されているアラーム数:100)
アラームテーブルB(定義されているアラーム数:150)
この場合は,インポートできます。
- 例2
-
インポートファイル2
アラームテーブルA(定義されているアラーム数:200)
アラームテーブルB(定義されているアラーム数:150)
この場合は,インポートできません。
-
検証するアラーム定義ファイルのAlarm Definition File Versionラベルには,「0001」または「0002」が設定されている必要があります。それ以外のバージョンのアラーム定義ファイルが指定されている場合は,KAVE05305-Eメッセージが出力されます。
戻り値
0 |
正常終了した。 |
1 |
引数の指定に誤りがある。 |
2 |
コマンドの実行権限がない。 |
3 |
-syntaxオプションを指定しない場合,Name Serverサービス,Master Managerサービス,View Serverサービスのうち,1つ以上のサービスが起動していない。 |
4 |
同一マシン上で起動停止コマンドまたはほかのセットアップコマンドが実行されている。 |
5 |
PFM - Managerホスト以外で実行された。 |
6 |
アラーム定義ファイルの内容に誤りがある。 |
11 |
ユーザーによって処理が中止された。 |
100 |
Performance Managementの環境が不正である。 |
200 |
メモリーが不足している。 |
210 |
ディスク容量が不足している。 |
211 |
アラーム定義ファイルにアクセスできない。 |
222 |
通信処理でエラーが発生した。 |
223 |
通信処理でタイムアウトが発生した。 |
255 |
予期しないエラーが発生した。 |
使用例1
/tmpディレクトリに格納されているアラーム定義ファイルalarmtest1.cfgの,構文および定義内容の妥当性を検証する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpctool alarm check -f /tmp/alarmtest1.cfg
使用例2
/tmpディレクトリに格納されているアラーム定義ファイルalarmtest2.cfgの,構文だけを検証する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpctool alarm check -f /tmp/alarmtest2.cfg -syntax