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JP1 Version 10 JP1/Performance Management リファレンス


コマンドに関する注意事項

〈このページの構成〉

コマンド共通の注意事項

カレントディレクトリをコマンドの格納先ディレクトリに移動してからコマンドを実行してください。コマンドの格納先ディレクトリについては,各コマンドの説明を参照してください。

jpctool dbコマンドまたはjpctool serviceコマンド実行時のhostおよびlhostオプション指定の注意事項

次のコマンドを実行する場合の,-host-lhostオプションの指定とその対象範囲を次に示します。

jpctool alarmコマンド実行時の注意事項

また,jpctool alarmの次のコマンドについても,エージェントでの処理完了と同期していませんので,注意してください。

アラームコマンドが同時に実行できないコマンド

同一マシン上で次のコマンドが実行中の場合,アラームコマンド(「jpctool alarm」で始まるコマンド)は実行できません。

実行した場合は処理されずに戻り値4が返されます。コマンドの実行対象ホスト(物理ホスト,論理ホスト)が異なる場合でも,同時に実行されれば該当します。

ただし,10-10-10以降のPFM - Managerの場合,監視マネージャーの起動情報ファイル(jpccomm.ini)でアラームコマンドの実行を待機する設定(Alarm Command Wait Mode)を有効にしている状態で,各アラームコマンドを実行したときは,実行中のコマンドが完了したあとでアラームコマンドが実行されます。

jpccomm.iniファイルおよびAlarm Command Wait Modeについては,「付録F 起動情報ファイル(jpccomm.ini)」を参照してください。なお,論理ホスト環境でAlarm Command Wait Modeを設定する場合は,環境ディレクトリ上ではなく,実行系および待機系それぞれの物理ホスト上の起動情報ファイル(jpccomm.ini)で設定する必要があります。