5.1.13 JP1/ITSLMをアンインストールする
JP1/ITSLMをアンインストールする方法は,JP1/ITSLM - ManagerとJP1/ITSLM - URで共通です。
ここでは,JP1/ITSLMのアンインストール方法について説明します。
(1) 作業の前に
-
アンインストールの対象となるJP1/ITSLM - Manager,またはJP1/ITSLM - URを終了してください。
終了方法については,「2.1.4 JP1/ITSLM - Managerを終了する」または「2.1.3 JP1/ITSLM - URを終了する」を参照してください。
-
開いているWindowsのサービスのダイアログボックスがあれば閉じてください。
-
JP1/PFMと連携している場合は,JP1/PFMとの連携が解除されていることを確認してください。連携の解除については,「5.4.3 JP1/ITSLMとJP1/PFMの連携を解除する(JP1/PFMとの連携)」を参照してください。
(2) 作業手順
-
Windowsの[スタート]メニューから[コントロールパネル]−[プログラムのアンインストール]を選択する。
-
一覧からアンインストールの対象となるJP1/ITSLM - Manager,またはJP1/ITSLM - URを選択し,[アンインストール]をクリックする。
-
指示に従いアンインストールを進める。
プログラムがアンインストールされます。
-
再起動を要求された場合は再起動する。
-
ユーザーファイルを削除する。
アンインストールでは,インストール後にユーザーが作成した定義ファイルやログファイルなどは削除されません。これらのファイルも削除する場合,JP1/ITSLM - ManagerまたはJP1/ITSLM - URをインストールしていたフォルダをエクスプローラで削除してください。
アンインストールは完了です。
(3) 補足事項
-
アンインストールの完了後に,一部のフォルダが削除されないで残ることがあります。削除されないで残ったフォルダ,およびフォルダ下のファイルが不要である場合は手動で削除してください。
-
アンインストールを実行すると,統合トレース機能(HNTRLib2)も自動的にアンインストールされます。ただし,HNTRLib2を利用するプログラムがほかにある場合は,そのプログラムがすべてアンインストールされた時点でHNTRLib2はアンインストールされます。
-
JP1/ITSLM - Managerをアンインストールした場合,セットアップ時にファイアウォールの設定を変更して開放したポート(オプションファイルの定義項目「psb_Listen」および「manager_port」に指定したポート)の設定を元に戻してください。
-
JP1/ITSLM - URをアンインストールした場合,セットアップ時にファイアウォールの設定を変更して開放したポート(オプションファイルの定義項目「ur_port」に指定したポート)の設定を元に戻してください。
-
JP1/PFMと連携している場合に,連携を解除しない状態でJP1/ITSLM - Managerをアンインストールすると,JP1/PFM - ManagerにJP1/ITSLMに関する情報および監視状態が残ってしまい,JP1/PFMの監視エージェントからJP1/ITSLMに性能データが送信し続けられ,むだな通信が発生する状態になってしまいます。JP1/PFMでのJP1/ITSLMとの連携の解除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のJP1/ITSLMとの連携の解除についての説明を参照してください。