Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド


5.12.1 案件管理DBのセットアップの検討

案件管理DBは,JP1/IM - Service Supportインストール後,jsssetup.batコマンドを実行することで,ほかのJP1/IM - Service Supportの環境設定(WWWサーバ関連の環境設定)とあわせてセットアップされます。

案件管理DBのセットアップ時には,ユーザー情報,ロール情報,および案件情報などの各種情報を格納する領域が確保されるため,十分なディスク容量が必要となります。また,これらの情報を登録,更新していくと,案件管理DBにデータが蓄積されていきます。案件管理DBに格納できる総データ量は,セットアップ時に定義するデータベースサイズが上限値となります。S(5ギガバイト),M(30ギガバイト),L(71ギガバイト),LL(152ギガバイト),またはXL(162ギガバイト)から選択できます。システムの拡張性を考えて,余裕のあるサイズに設定してください。

注※

XLは,JP1/IM - Service Support Advanced Editionの場合だけ,選択できます。

詳細については,「11. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。

注意事項

案件管理DBをセットアップしたあとで,案件管理DB内に格納されたデータを保持したままサイズを変更することはできません。サイズを変更する場合,案件管理DBの初期化をする必要があります。

詳細については,「5.12.2 案件管理DBの初期化の検討」を参照してください。