JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOの運用開始前に必要なセットアップについて説明します。
認証サーバのホストでJP1/IM - MOを使うJP1ユーザーを登録します。
登録するJP1ユーザーには,JP1/IM - MOの操作権限として,JP1資源グループにJP1_Console,権限レベルにJP1_Console_Adminを設定します。
JP1ユーザーの登録方法の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。また,権限レベルの詳細については,「付録D 操作権限一覧」を参照してください。
データベースをJP1/IM - MOで使えるようにします。データベースのセットアップが必要な場合を次に示します。
データベースをセットアップする前に次の点を確認してください。
データベースをセットアップする手順を次に示します。
jmoedbsetupコマンドの詳細については,「13. コマンド jmoedbsetup」を参照してください。
JP1/IM - MOがJP1/IM - Managerと別ホストの場合,JP1イベントの取得先になるJP1/IM - Managerのホスト名をJP1/IM - MOの環境設定ファイルに設定します。環境設定ファイルに設定する環境設定パラメーターを次の表に示します。
表4-1 環境設定ファイルに設定する環境設定パラメーター
環境設定パラメーター名 | 説明 |
---|---|
IM_HOST | JP1イベントの取得先になるJP1/IM - Managerのホスト名を255バイト以内で指定します。 |
環境設定ファイルの詳細および設定方法については,「4.4.1 環境設定ファイルの設定方法」を参照してください。
JP1/IM - MOでは,データベースおよびJP1/IM - MO Assistantとの通信で使用するポート番号がすでに使用されている場合,ポート番号の設定が必要になります。また,ファイアウォール環境の場合,JP1/IM - MOが使用するポート番号の許可が必要になります。
JP1/IM - MOが通信で使用するポート番号は,インストール時にservicesファイルに登録されます。登録されるポート番号については,「付録C.1 ポート番号」を参照してください。登録されたポート番号がほかのプログラムですでに使用されていた場合は,ポート番号の変更が必要です。ポート番号を変更する手順については,「付録E 通信設定の変更方法」を参照してください。
ファイアウォールを含むネットワーク環境で,次のシステム構成の場合,ファイアウォールで許可するポート番号を設定する必要があります。
ファイアウォールで許可するポートとファイアウォールの通過方向については,「付録C.2 ファイアウォールの通過方向」を参照してください。
次に示す機能を使用する場合は,特別なセットアップが必要です。
それぞれのセットアップ手順の詳細については,「4.4.2 イベントソースにプログラム名を指定する場合のセットアップ手順」または「4.4.3 追加メッセージ識別子を使用する場合のセットアップ手順」を参照してください。
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