5.3 既知の障害への対処方法をイベントガイド情報としてイベントに設定する場合について
システムに障害が発生した場合,システム管理者は,対策方法に合わせて障害を対処します。しかし,システム管理者がすべての対策方法を管理するのは困難です。システム管理者の管理作業の負担を軽減するために,イベントの対策方法を事前に登録して表示しましょう。
便利メモ
- 対処方法を明確にしたいとき
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JP1/Integrated Management - Navigation Platformと連携していると,業務の流れをフローチャート形式で表示できます。また,フローチャートの各ステップに必要な作業を順番にガイド表示できます。業務の流れと操作手順を可視化することで,対処方法を明確にできます。
詳細については,JP1/Integrated Management - Navigation Platformのマニュアル,またはマニュアル「導入・設計ガイド」の「8.2 JP1/IM - Navigation Platformとの連携」を参照してください。
- イベントに関連したアプリケーションを起動したいとき
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イベントを選択して,その表示内容に関連するアプリケーションの画面を起動できます。設定手順については,マニュアル「構築ガイド」の「4.14 連携製品のモニター起動の設定」を参照してください。
- 障害対処を明確にしたいとき
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JP1/Integrated Management - Service Supportと連携していると,イベントごとに障害対処の担当者,作業期限・優先度などをあらかじめ設定できます。解決までのプロセスを可視化し,「誰が」,「いつまでに」,「なにをするか」を明確にできます。
詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド」を参照してください。
キーワード
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