JP1/Base 運用ガイド

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4.4 JP1独自のhosts情報の設定

JP1/Baseは,JP1独自のhosts情報を持つことで,OSに左右されずにIPアドレス解決ができます。このJP1独自のhosts情報をjp1hosts情報またはjp1hosts2情報と呼びます。

jp1hosts情報またはjp1hosts2情報を設定すると,接続先ホストの物理ホスト名や論理ホスト名に対応していないIPアドレスでも通信ができるようになります。例えば,一つのホスト名から複数のIPアドレス解決ができないOSであっても,JP1/Baseは一つのホスト名に対して複数のIPアドレス解決ができるようになります。

jp1hosts情報はJP1/Base 06-71からの方式,jp1hosts2情報はJP1/Base 10-00からの方式になります。

<この節の構成>
4.4.1 JP1独自のhosts情報を設定する必要がある運用とは
4.4.2 JP1独自のhosts情報を設定する
4.4.3 jp1hosts情報とjp1hosts2情報の違い
4.4.4 jp1hosts情報からjp1hosts2情報への移行
4.4.5 jp1hosts情報またはjp1hosts2情報の確認