JP1/Base 運用ガイド
JP1/Baseを新規インストールした環境では,jbshosts2importコマンドを実行すれば,jp1hosts2情報を使用する環境になります。一方,上書きインストールした環境の場合,jp1hosts2情報を使用するには,jp1hosts情報を使用する環境からjp1hosts2情報を使用する環境への設定変更が必要です。
ここでは,jp1hosts情報を使用する環境からjp1hosts2情報を使用する環境への移行手順を次に示します。
jp1hosts情報の変更およびイベントサービスの設定を変更するため,移行前にJP1/BaseおよびJP1/Baseを前提とする製品をすべて停止します。
jp1hosts情報の定義をjp1hosts2情報へ移行します。
イベントサーバの通信設定にjp1hosts2情報を使用するように変更します。
イベントサーバ設定ファイル(conf)のportsおよびremote-serverパラメーターのアドレス部分に,<jp1hosts2>と設定します。
ports <jp1hosts2> jp1imevt jp1imevtapi remote-server イベントサーバ名 通信タイプ <jp1hosts2>
また,client-bindパラメーターの定義を削除します。
イベントサーバへ接続するアプリケーションプログラムの通信設定に,jp1hosts2情報を使用するように変更します。
API設定ファイル(api)のserverパラメーターのアドレス部分に,<jp1hosts2>と設定します。
server イベントサーバ名 通信タイプ <jp1hosts2>
JP1/Baseを起動することで,移行前のjp1hosts情報と同じ設定でjp1hosts2情報を使用する環境になります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.