画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド
エクスポート機能で書式オーバレイの書式定義ファイルから記述文ファイルを生成するときに,次に示す定義がある場合,エラーメッセージを出力します。
エラーが発生した場合でも,記述文ファイルは出力されます。
エラーファイルのファイル名は,「書式定義ファイル名.ERR」です。エラーファイルは,書式エクスポートダイアログで設定した記述文ファイルの出力先に出力されます。
出力するメッセージの形式を次に示します。
[メッセージID]
[位置情報] [メッセージテキスト]
メッセージ出力対象のオブジェクトのドロー上の定義位置を示します。なお,レイアウト全体に関するメッセージなど,位置情報を持たない場合は出力しません。
出力例を次に示します(xxxxxは5けたの数字を示します)。
メッセージテキストについて説明します。
個々のメッセージについて説明します。なお,ここに掲載しているのは,タイプ1/2/R書式のエクスポート機能に固有のメッセージだけです。XMAP3全体に共通のメッセージについては,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。
レイアウト領域の横サイズが制限値(48ドット以上4095ドット以下)を超えています
文字データ名及びドットデータ名が制限値(384個)を超えています
見直し内容 | 記述文生成時の動作 | 対策方法 |
---|---|---|
半角文字と全角文字を混在させた固定フィールドがないか | 半角文字と全角文字を混在させて指定した場合,それぞれを独立した項目として展開し,それぞれにデータ名を割り振る。 | どちらかの文字に統一する。 |
左寄せ以外の桁寄せを指定した固定フィールドに,全角文字を指定していないか | ドローの桁寄せは,文字の間に半角空白を埋めて表現している。半角空白は半角とみなされるため,半角,全角の混在と同じように分割する。 | 全角文字列を桁寄せしたい場合は,左寄せにして,全角の空白で埋める。 |
大きい固定グラフィックがないか | 固定グラフィックは253×253(ピクセル)までを一つとして作成する。253×253を超える場合,分割し,それぞれにデータ名を割り振る。 | 固定グラフィックは 253×253以内になるように変更する。 |
[位置情報] 円弧を含む円全体が印刷領域からはみ出しています
[位置情報] 矩形のコーナ半径が横サイズ又は縦サイズを超えています
[位置情報] 網掛けのコーナ半径が横サイズ又は縦サイズを超えています
[位置情報] 固定グラフィックが印刷領域からはみ出しています
[位置情報] {固定フィールドの拡大属性を標準|固定フィールドの強調属性を標準|固定フィールドの網掛け属性を網掛けなし|けい線の線の種類を実線|矩形の線の種類を実線|円の線の太さを細線|円弧の線の太さを細線|円の線の種類を実線|円の網掛け属性を網掛けなし|固定グラフィックの枠付きを枠なし}に変換しました
[位置情報] 固定グラフィックを破棄しました
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