画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド
画面は,XMAP3のドローで定義します。メインフレーム用に定義できる画面は,CUI画面だけです。また,マップの構成要素には,メインフレームのXMAPでは定義できても,PCのXMAP3では定義できないものがあります。詳細については「付録D.1 エクスポート機能で変換できるCUI画面の機能範囲」を参照してください。
オンライン環境で使用するトランザクションコードを定義するためには,隠しフィールドを定義してください。
ただし,XMAP3のドローで定義できる隠しフィールドの大きさは,入力論理マップの先頭8バイト分までです。9バイト以上の大きさが必要な場合は次のようにしてください。
隠しフィールドの代わりに,適当な入力フィールドを定義します。画面を定義したら,XMAP3でパネル定義文を生成します。パネル定義文で,定義した入力フィールドの部分を,隠しフィールドの定義に修正します。
修正後の例を次に示します。下線の個所が修正した部分です。
フィールドの使用目的を「日本語」,データ型を「文字型(XX)」と設定した場合,エクスポート機能で変換したパネル定義文では,下位項目の長さはドローで定義したとおりに出力されます。エクスポート機能で変換したあとで,実際に使用する長さに合わせてパネル定義文を修正してください。
共用項目を定義したい場合は,ドローでは出力フィールドとして定義してください。生成したパネル定義文の該当する出力フィールドの部分を,共用項目の形式に修正してください。
ページングを定義したい場合,1画面ずつ作成し,それぞれパネル定義文を生成してください。そして,ページングされる画面のパネル定義文を一つのファイルにまとめます。
PCで直接扱える外字は1,880文字までなので,ドローで定義するときには,1,880文字に収まらない外字を,出力テキストなどに使用しない漢字または記号に置き換えて定義してください。生成されたパネル定義文を転送したあとで,定義時に使った文字を使用する外字に置き換えてください。
なお,XMAP3外字機能で1,880字を超える外字を使用する場合でも,ドローで使用できる外字は,シフトJISコードで使用できる1,880字だけです。つまり,固定テキストなどの項目に,標準以外の外字を表示させることはできません。
数字編集文字列中に「/」が含まれている場合,エクスポート機能でパネル定義文を生成するときには,数字型ではなく文字型として変換されます。変換例を示します。
メインフレームでは,長体または倍角の項目を配置した行の前後の行を使って,長体または倍角を配置することはできません。ドローでは定義できますが,このような定義は行わないようにしてください。
メインフレームでは,80列から2バイトコードの文字を表示すると,その文字が複数行にわたって,表示不正となる場合があります。2バイトコードの文字が80列から始まるような項目の定義は行わないようにしてください。
埋字,および拡大の指定はできません。指定しても,生成されるパネル定義文には反映されません。また,論理項目長は次のとおりです。
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