画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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18.4.2 書式定義ファイル名

インポート時に生成する書式定義ファイルの名称は,FORMS文の書式名1を使用します。ただし,インポートする記述文がVOS3用のもので,FORMS文に書式名2が指定されている場合は,書式名2を優先します。

したがって,記述文ファイルの名称と,インポート機能で生成される書式定義ファイルの名称は,一致しない場合があります。書式定義ファイル名と記述文ファイル名の対応は,メッセージファイルに出力します。

また,エクスポート時にFORMS文に展開する書式名は,書式定義ファイルの名称に使用した書式名を使用します。

書式名の指定と書式定義ファイル名の関係を次の表に示します。

表18-1 書式名と書式定義ファイル名の関係

書式名の指定 インポート時に出力する書式定義ファイルの名称
書式名1だけ 書式名1.IFM
書式名2だけ1 書式名2.IFM2
両方あり1 書式名2.IFM2
文法エラー E000.IFM

注※1
書式名2が指定されているのは,VOS3用の記述文だけです。

注※2
書式名2をファイル名に使用できない場合は,「書式名1.IFM」になります。

書式名が文法エラーになった場合は,書式定義ファイル名を「E000.IFM」とします。書式名が文法エラーになる場合について説明します。

<この項の構成>
(1) メインフレームでもエラーとなる場合
(2) メインフレームでは正常に処理されるが,PCでエラーになる場合

(1) メインフレームでもエラーとなる場合

次の場合は,メインフレームでも文法エラーとなります。

(2) メインフレームでは正常に処理されるが,PCでエラーになる場合

次の場合は,インポート時にエラーが発生して処理を中断します。これらについては,メインフレームでは正常に処理されますが,PCではエラーになります。