画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.1.2 COBOLエディタからのAPパターンの利用

日立COBOLを利用する場合,COBOLエディタを使用してXMAP3のAPパターンおよびAP部品を編集できます。エディタウィンドウでメニューバーの[ファイル]から[開く]を選び,XMAP3インストール先\PATTERNS\COBOLの下にあるファイル名(拡張子が.cbl)を指定するとソースプログラムを編集できる状態になります。なお,エディタウィンドウでの操作方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」またはマニュアル「COBOL85 操作ガイド」を参照してください。

また,COBOLエディタでXMAP3が標準提供しているプログラムテンプレート(拡張子が.cetのファイル)を利用できます。プログラムテンプレートの内容は,XMAP3標準提供のAPパターン(拡張子が.cblのファイル)と同じです。

<この項の構成>
(1) プログラムテンプレートを使ったファイルの編集方法
(2) COBOLエディタでのAP部品の利用方法

(1) プログラムテンプレートを使ったファイルの編集方法

COBOLエディタでXMAP3のプログラムテンプレートを使用してファイルを編集する方法を説明します。

なお,この方法でプログラムテンプレートを使用すると,そのつどファイル名を指定して参照する必要があります。COBOLエディタが提供しているテンプレート以外のファイルを,常にテンプレートファイルのリストに表示したい場合の設定方法については,マニュアル「COBOL2002 操作ガイド」またはマニュアル「COBOL85 操作ガイド」を参照してください。

(a) COBOL2002,COBOL85 Version 7およびVersion 6の場合
  1. COBOLエディタのエディタウィンドウで,[ファイル]メニューから[新規作成]を選ぶ。
    新規作成ダイアログが表示されます。
  2. 作成したいファイルの種類を選ぶ。
    必要に応じてファイルの拡張子も選びます。
  3. ファイルの種類に対応するプログラムテンプレートの[...]ボタンをクリックする。
  4. ファイルを開くダイアログで,「ファイルの場所」に「XMAP3インストール先¥PATTERNS¥COBOL」を指定する。
    XMAP3のプログラムテンプレートが表示されます。
  5. 使用したいプログラムテンプレートのファイルを選ぶ。
    テンプレートファイルのリストに選択したファイル名が追加されます。
  6. [OK]ボタンをクリックする。
    新規にファイルが作成され,プログラムテンプレートの内容がソースウィンドウに表示されます。
(b) COBOL85 Version 5.0の場合
  1. COBOLエディタのエディタウィンドウで,[ファイル]メニューから[新規作成]を選ぶ。
    新規作成ダイアログが表示されます。
  2. エディタウィンドウのテンプレートで,[参照...]ボタンを選ぶ。
  3. フォルダの参照ダイアログで,フォルダに「XMAP3インストール先\PATTERNS\COBOL」を指定する。
    XMAP3のプログラムテンプレートが表示されます。
  4. 使用したいプログラムテンプレートのファイルを選ぶ。
    テンプレートファイルのリストに選んだファイル名が追加されます。
  5. [OK]ボタンを選ぶ。
    新規にファイルが作成され,プログラムテンプレートの内容がソースウィンドウに表示されます。

(2) COBOLエディタでのAP部品の利用方法

XMAP3のAP部品をCOBOLエディタで利用する方法を説明します。

AP部品は,拡張子が.cblのファイルとして提供されています。このため,COBOLエディタでは,AP部品を一つのソースファイルとして扱います。

  1. ソースウィンドウで,AP部品を挿入したい位置にカーソルを移動する。
  2. [挿入]メニューから[ファイル]を選ぶ。
    挿入するソースファイルを指定するダイアログが表示されます。
  3. 「XMAP3インストール先\PATTERNS\COBOL」を指定し,使用したいAP部品のファイルを選ぶ。
  4. [OK]ボタンをクリックする。
    指定したソースファイルのすべての内容が,カーソル位置に挿入されます。