画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
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6.2.12 テキストの文字色の動的変更
「伝票番号」の入出力テキストボックスに入力されたデータが誤りの場合,注目してもらうために,文字を赤色で表示します。APでテキスト色を変更する仕組みを次の図に示します。
図6-12 入出力テキストの文字色をAPで変更する
![[図データ]](FIGURE/ZU052300.GIF)
- 注
- 出力テキストでも同じように,APから表示属性を変更できます。表示属性の動的変更は文字色だけでなく,オブジェクトの表示/非表示の切り替えもできます。これらの動的変更はドローセットアップで設定します。
(2) 画面定義の概要
画面定義の概要を次に示します。
- GUI画面定義ウィンドウでツールボックスの[入出力テキスト(英数)]を使用して入出力テキストボックスを配置する。
- 入出力テキストボックスダイアログで次の表の項目を定義する。
定義項目 |
定義内容 |
データ名 |
伝票番号− |
桁 |
8 |
データ長 |
8(この定義内容は固定) |
動的変更(APから表示属性を変更する) |
指定する |
![[図データ]](FIGURE/HD050600.GIF)
(3) 生成される論理マップ
- マップ名がMAP439の場合の例
![[図データ]](FIGURE/ZU052400.GIF)
- 注
- AP実行時に入出力テキストボックスの表示属性を変更する場合,マップ生成後に生成される動的変更情報格納エリア(制御項目)に修飾名を代入します。修飾名は,XMAP3が動的変更テーブルとして用意しています。APでは,この定数テーブルの修飾名を制御項目に代入してください。
(4) COBOLでのAP
- マップ名がMAP539の場合の例
- 通常の表示をする
表示属性は画面定義の標準属性を適用する。
![[図データ]](FIGURE/ZU052500.GIF)
- 文字色を赤に変更して表示する
修飾名「ER」は標準の変更属性を使用します。この赤色をほかの色にするためには,あらかじめドローセットアップで設定が必要です。
あらかじめ設定されている修飾名と表示属性については,「付録A 属性情報一覧」を参照してください。
![[図データ]](FIGURE/ZU052600.GIF)
- 注
- マッピングモードが「論理マップだけ」,表示形態が「一部上書」の条件で画面表示する場合,修飾名としてデータ有無コードや定義されていない修飾名を代入しても,ドロー定義時の属性には戻りません。ドロー定義時の属性に戻したい場合は,ドローセットアップですべての属性を「変更なし」に設定した修飾名を代入してください。
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