画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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6.1.3 PFキーなど確定キーの扱いを変更する

画面属性ダイアログで「動的変更(APから確定キー属性を変更する)」を選びます。APから,ウィンドウ中で使用している確定キーの有効範囲などを変更できます。確定キーの有効範囲は,画面属性ダイアログの「イベント通知コード」で設定できます。画面定義時の仮定値は,標準ではすべてのPFキー,PAキー,送信キー,割込キー,スクリーン消去キー,およびボタン/メニューが有効です。

「イベント通知コード」で確定キーを無効としている場合,動的変更で確定キーを有効にすることはできません。そのため,「イベント通知コード」で確定キーを有効に設定し,動的変更で無効とするようにAPを作成します。

<この項の構成>
(1) 定義画面
(2) APとの関係

(1) 定義画面

通常,確定キーの設定は,「6.1 画面属性とAP」の画面属性ダイアログで「イベント通知コード」を選択して表示されるイベント通知コードダイアログで設定します。イベント通知コードダイアログを次に示します。

[図データ]

動的変更で確定キー属性を設定する場合,「6.1 画面属性とAP」の画面属性ダイアログで「動的変更(APから確定キー属性を変更する)」をチェックします。「動的変更」をチェックすると,マップ生成後に属性変更の情報を受け取る領域(制御項目)が自動的に生成されます。APでは,制御項目に修飾名をセットすると,確定キー属性を変更できます。

修飾名は,ドローセットアップの「修飾名の設定」ダイアログで「確定キー属性」を選択して設定します。動的変更の属性は,ドローセットアップの表示属性の動的変更ダイアログの「確定キー属性」タブで設定します。ドローセットアップでの設定については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。

「イベント通知コード」での設定,および「動的変更(APから確定キー属性を変更する)」のチェックがされている場合は,動的変更の指定が優先されます。「動的変更(APから確定キー属性を変更する)」が選ばれていない場合は,「イベント通知コード」の標準値が適用されます。

(2) APとの関係

[図データ]