画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
定義パターンおよび部品について説明します。なお,定義パターンおよび部品の登録の詳細手順については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。
ドローでは,画面のレイアウト定義のほかに,パターンや部品を必要に応じて定義できます。パターンとは,マップを効率良く作るために,定型的なオブジェクトを定義してあるひな型のマップのことです。部品とは,複数のオブジェクトを一つのグループとして定義したオブジェクトのことです。使用頻度の高い各種オブジェクトをあらかじめ部品として定義しておくことで,マップを効率良く作成できます。
XMAP3では,汎用的に使用できる定義パターンを標準提供していますが,このほかに,必要に応じてユーザ独自の定義パターンを用意しておけます。ユーザ独自の定義パターンは,レイアウト定義前に作成してください。
登録した定義パターンは,画面の新規作成時に,新規作成ダイアログの定義パターンの選択一覧に表示されます。
定義パターンは,GUI画面(一次),GUI画面(二次)ごとにそれぞれ登録できます。
よく使用する属性のオブジェクトや,幾つかのオブジェクトを組み合わせたグループを部品として登録できます。オブジェクトを組み合わせるには,固定フィールドや入出力フィールドなどの複数のオブジェクトを,グループ化することで実現できます。部品を有効に使用することで,ユーザの画面定義を効率良く作成できます。部品を使用する場合は,レイアウト定義前に作成しておく必要があります。
部品は,GUI画面(一次),GUI画面(二次)ごとにそれぞれ登録できます。
定義パターンと部品の登録は,ドローセットアップの「運用管理者用の設定」で「パターンの登録・更新を許可」または「部品の登録・更新を許可」を選択しているときにできます。ただし,定義パターンおよび部品は,ユーザの開発プロジェクト内で必要なものを登録するため,プロジェクト管理者などの特定のユーザが登録することをお勧めします。
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