画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


12.2.2 コンパイルします(COBOL2002,COBOL85 Version 7,およびVersion 6の場合)

コンパイルは,COBOL85 Version 6 06-03のもので説明しています。GUI画面の例題プログラムを例に,コンパイル手順について説明します。帳票の例題アプリケーションプログラムのコンパイルは,GUI画面の例題プログラムと同じ操作でコンパイルできます。

  1. 「COBOL開発マネージャ」ウィンドウを表示させます。

    [図データ]

  2. メニューバーの[プロジェクトマスタ]−[新規作成]コマンドを選択します。
    「プロジェクトマスタの作成」ダイアログボックスが表示されます。

  3. プロジェクトマスタ名,およびプロジェクトマスタフォルダ名を入力します。

    [図データ]

  4. [完了]ボタンを選びます。
    「プロジェクトの作成」ダイアログボックスが表示されます。

  5. プロジェクト名を入力します。

    [図データ]

  6. [OK]ボタンを選びます。
    「プロジェクトの追加」ダイアログボックスが表示されます。

  7. [実行形式プログラム]を選び,[次へ]ボタンを選びます。
    • COBOL85 Version 6

      [図データ]

    • COBOL2002,COBOL85 Version 7

      [図データ]

  8. プロジェクトの種類に[-Mw指定メインプログラム](COBOL2002の場合は[System指定メインプログラム])を選び,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

  9. 実行形式ファイル名「jyutugc.exe」を入力したあと,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]


    • CUI画面の場合
      実行形式ファイル名「jyutucc.exe」を入力してください。
    • 帳票の場合
      実行形式ファイル名「jyutupc.exe」を入力してください。
    • 書式オーバレイの場合
      実行形式ファイル名「jyutufc.exe」を入力してください。

  10. プログラムのソースファイル名「JYUTUGC.cbl」を入力したあと,[完了]ボタンを選びます。

    [図データ]

    「COBOL開発マネージャ」ウィンドウに戻り,実行可能ファイル名,COBOLソースファイル,および依存ファイルのフォルダが表示されます。

    [図データ]

  11. メニューバーの[プロジェクト]−[ソースファイルの追加]コマンドを選択し,マップ定義ファイル「JYU1GC.imp」を追加します。

    [図データ]

    COBOL85の「登録集原文」を入力するダイアログボックスが表示されます。ドローで生成された入力論理マップ「JYU1GCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1GCO.cbl」を指定します。
     

    • CUI画面の場合
      マップ定義ファイル名「JYU1CC.imp」,入力論理マップ「JYU1CCI.cbl」および出力論理マップ「JYU1CCO.cbl」を指定します。
    • 帳票の場合
      マップ定義ファイル名「JYU1PC.imp」,出力論理マップ「JYU1PCO.cbl」を入力します。さらに「ファイル名」に「JYU1PCI.cbl」と入力します。
      補足説明
      「JYU1PCI.cbl」は,実際には参照されないファイルですが,COBOL85との連携のために指定します。
    • 書式オーバレイの場合
      この操作は必要ありません。

      [図データ]

    コンパイラオプションに「-X5」(COBOL2002の場合は「-Comp5」)が追加された旨のメッセージが表示されます。

  12. メニューバー[プロジェクト]−[プロジェクトの設定]コマンドを選びます。
    「プロジェクト設定」ダイアログボックスが表示されます。

  13. コンパイラオプションを設定します。
    [その他]タブを選び,「-Na」(COBOL2002の場合は「-JPN,Alnum」)を設定します。

    [図データ]


    • CUI画面の場合
      [その他]タブを選び,「-Na」(COBOL2002の場合は「-JPN,Alnum」)を設定します。
    • 帳票の場合
      [その他]タブを選び,「-Na」(COBOL2002の場合は「-JPN,Alnum」)を設定します。
    • 書式オーバレイの場合
      [製品連携]タブを選び,「-Ks」(COBOL2002の場合は「-XMAP,LinePrint」)を設定します。

  14. [環境変数]タブから環境変数CBLLIBに,論理マップや動的変更テーブルが格納されているフォルダ(XMAP3のインストールフォルダ\Include)を設定します。

    [図データ]


    • 動的変更テーブルなどのAPで使う登録集原文を,別フォルダに格納している場合だけ設定してください。
    • 書式オーバレイの場合
      この操作は必要ありません。

  15. メニューバーの[ビルド]−[ビルド]コマンドを選びます。

    [図データ]

ビルドが完了すると,メッセージが表示されます。

エラーメッセージが表示された場合は,表示されたメッセージを基にデバッグをしてください。エラー内容については,COBOL2002,COBOL85,およびXMAP3のヘルプを参照してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2004, Hitachi, Ltd.