画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門
帳票の例題で作成されたファイルの一覧を示します。また,例題で使用するファイルが提供されているフォルダ,提供されているアプリケーションプログラムサンプル(APサンプル)のフォルダなどについて説明します。
- <この節の構成>
- (1) 使用するファイル一覧
- (2) 例題で使用するファイルが提供されているフォルダ
- (3) 提供されているアプリケーションプログラムサンプル(APサンプル)
- (4) C言語の場合に必要となるファイル
帳票印刷の例題で使用するファイルを表9-1に示します。
ファイル名 用途 作成方法 JYU1PC.imp※1 マップ定義ファイル ドロー機能でユーザが作成する JYU1PCO.cbl 出力論理マップ 定義情報ファイル作成後,保存すると自動生成される JYU1PC6G.pmp※2 物理マップ 定義情報ファイル作成後,保存すると自動生成される X3MODTBL.cbl※1 動的変更テーブル XMAP3の提供ファイルを利用する JYUTUPC.cbl※1 COBOLソース エディタでユーザが作成する JYUTUPC.exe 実行可能ファイル COBOLソースに論理マップを取り込んでコンパイル,リンケージし作成する
- 注※1
- サンプルとして提供されています。格納場所は「(2) 例題で使用するファイルが提供されているフォルダ」を参照してください。
- 注※2
- グラフィック帳票の場合のファイル名です。
(2) 例題で使用するファイルが提供されているフォルダ
例題で使用するマップ定義ファイル,ソースプログラム,およびテキストファイルは,サンプルとして次のフォルダに提供されています。
XMAP3のインストールフォルダ\Samples\Cobol
なお,帳票の例題では,動的変更テーブルの準備も必要です。これらのプログラムでは,出力エリア(出力論理マップ)を初期化する際に動的変更テーブルの指定を利用しています。動的変更テーブル「X3MODTBL」は,登録集原文としてXMAP3から次のフォルダに標準提供されています。作業用のフォルダに複写して利用しましょう。
XMAP3のインストールフォルダ\Include
(3) 提供されているアプリケーションプログラムサンプル(APサンプル)
XMAP3では,このマニュアルの例題プログラムのほかに,APサンプルを標準提供しています。APサンプルでは,XMAP3を適用したユーザアプリケーションプログラムの例題を,マップ定義ファイルやソースプログラムなどを参照できます。このマニュアルの例題を一とおり学習したあと,さらに詳細な機能を知りたい場合や,業務開発の参考にしたい場合などにお役立てください。
アプリケーションプログラムの開発言語として,COBOLを中心にC言語,Visual Basic,Access,およびDelphiのサンプルが提供されています。提供フォルダを次に示します。
- COBOL用
- XMAP3のインストールフォルダ\Samples\Cobol
- C言語用
- XMAP3のインストールフォルダ\Samples\C
- Visual Basic,Access,およびDelphi用
- XMAP3のインストールフォルダ\Samples\Other
提供されているAPサンプルを,「付録F.3 提供APサンプル」に示します。詳しい利用方法については,各マニュアルまたはヘルプを参照してください。
(4) C言語の場合に必要となるファイル
C言語で同様のアプリケーションプログラムを作成する場合,マップ定義ファイルやC言語ソースプログラムは次のフォルダに格納されていますのでご利用ください。
XMAP3のインストールフォルダ\Samples\C
また,コンパイルの際にリンクする必要のあるファイルは次のとおりです。
ヘッダ
XMAP3のインストールフォルダ\Include\x3modtbl.h
XMAP3のインストールフォルダ\Include\jsvwatbl.h
ライブラリ
XMAP3のインストールフォルダ\lib\x3mwdr32.lib
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