画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門

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4.3.2 APパターンを利用したアプリケーションプログラムの作成手順

コーディングを始める前に,標準提供されているAPパターンの種類と,それぞれの処理内容について,ある程度理解しておくことをお勧めします。APパターンの種類については,「付録F.1 APパターン一覧 」を参照してください。

プログラムパターンと部品パターンを編集したり,コーディングしたりする作業は通常,エディタ上で行います。APパターンの利用イメージを図4-1に示し,アプリケーションプログラムの作成手順を説明します。

図4-1 APパターンの利用イメージ

[図データ]

<この項の構成>
(1) アプリケーションプログラムの作成手順

(1) アプリケーションプログラムの作成手順

  1. 画面や帳票のレイアウト定義とあわせて,プログラムの仕様を決定します。

  2. APパターンを決定します。
    プログラムの仕様を基に,コーディングに利用するAPパターンを選びます。APパターンを参考にしながら,処理の流れ,データ入出力の流れを詳細に検討します。

  3. AP部品を挿入します。
    処理内容に合わせて利用するAP部品を決めます。2.で検討した処理の流れに従ってAP部品を挿入し,コーディングのベースを作ります。

  4. コーディングします。
    プログラム名や,マップ名,ファイルなどを定義し,業務固有の手続きをコーディングしましょう。このとき,コンパイルで取り込む論理マップや動的変更テーブルをCOPY文に指定します。
    コーディングを終えたソースプログラムは,コンパイルしたあと,実行してテスト・デバッグします。

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