画面・帳票サポートシステム XMAP3 入門

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2.1.1 XMAP3をインストールします

まず,XMAP3をインストールします。ここでは,XMAP3を新規にインストールする場合の手順について説明します。

XMAP3は,COBOLやC言語などのアプリケーションプログラムの開発言語と連携して業務の開発を支援します。したがって,この時点で,あらかじめ開発言語の環境をインストールしたり,アプリケーションプログラム作成に使うフォルダなどの環境を整えたりしておくことをお勧めします。

このマニュアルでは,日立で提供しているCOBOL2002またはCOBOL85の使用を前提として説明を進めていきます。COBOL2002またはCOBOL85の準備については,「4.2 アプリケーションプログラム作成の準備をします」で概要を紹介しています。

<この項の構成>
(1) インストールする前に
(2) インストールの操作方法
(3) アンインストール

(1) インストールする前に

インストールを始める前に,次の内容を確認してください。

(2) インストールの操作方法

  1. インストールする提供媒体をドライブに挿入します。

  2. 提供媒体の中にあるインストーラを起動します。
    製品統合CD-ROM,またはBUSINESSPOWERの提供統合CD-ROMの中のHCD_INST.EXEを実行してください。インストーラの画面の指示に従って操作し,インストールしたいXMAP3のプログラムを選択します。XMAP3のインストールの準備が終わると,[インストールの前に]ダイアログボックスが表示されます。

  3. ダイアログボックスの内容を確認し,[はい]ボタンを選びます。
    ようこそダイアログボックスが表示されます。

  4. ダイアログボックスの内容を確認し,[次へ]ボタンを選びます。
    [ユーザー情報]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 「ユーザ名」と「会社名」を入力し,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    [セットアップタイプ]ダイアログボックスが表示されます。

  6. 「標準」「コンパクト」「カスタム」の中からセットアップ方法を選択します。

    [図データ]

  7. インストール先のフォルダを確認します。
    インストール先のドライブやフォルダを変更したい場合には,[参照]ボタンを選び,インストールしたい場所を指定できます。ただし,すでにXMAP3やXMAP3/Webがインストールされている場合は,インストール先は変更できません。インストール済みのXMAP3と同じフォルダにインストールされます。
    標準のインストール先は次のとおりです。
    • Windowsインストールドライブ\Program files\HITACHI\XMAP3

  8. [セットアップタイプ]ダイアログボックスで[次へ]ボタンを選びます。
    セットアップ方法に,「標準」または「コンパクト」を選択した場合は,[インストールコンポーネント]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    「カスタム」を選択した場合には[インストール環境の選択]ダイアログボックスが表示されます(XMAP3/REPORT3 Run Time Systemでは表示されません)。ここで,インストールする環境を選択し,次に表示される[コンポーネントの選択]ダイアログボックスでインストールしたいコンポーネントを選びます。コンポーネント選択の詳細については,マニュアル「画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。

  9. [インストールコンポーネント]ダイアログボックスで[次へ]ボタンを選びます。
    [プログラム フォルダの選択]ダイアログボックスが表示されます。

  10. [プログラム フォルダの選択]ダイアログボックスで,プログラムアイコンを追加するフォルダを指定して,[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    [ファイル コピーの開始]ダイアログボックスが表示されます。

  11. これまでのダイアログボックスで指定したインストールの内容に,問題がなければ[次へ]ボタンを選びます。

    [図データ]

    インストールが開始されます。中止したい場合は[キャンセル]ボタンを選びます。インストールが完了すると,インストールが完了したことを通知するダイアログボックスが表示されます。

  12. [完了]ボタンを選びます。

(3) アンインストール

アンインストールの操作方法を次に説明します。

Windows NT 4.0,Windows 2000,Windows XP,およびWindows Server 2003の場合は,Administratorsグループに属するユーザでアンインストールしてください。また,必ずWindows上で動作しているアプリケーションをすべて終了させてから,アンインストールを始めてください。

  1. Windowsの[コントロールパネル]アイコンを開き,[アプリケーションの追加と削除]を選びます。
    [アプリケーションの追加と削除のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 削除したいXMAP3(例えば「XMAP3/NET」)を選択して,[追加と削除]ボタンを選びます。
    削除するかどうかを尋ねるダイアログボックスが表示されます。

  3. [はい]ボタンを選びます。
    インストールされたファイルが削除されます。

XMAP3のアンインストール中に共用ファイルを削除するかどうかの問い合わせダイアログが表示されることがあります。ファイルによっては,ほかのアプリケーションが起動できなくなるものがありますので,削除してよいかわからない場合は,削除しないでください。

なお,アンインストール後,Windowsの状態によっては,スタートメニューからインストール時に作成されたメニューが削除されなかったり,インストールされたファイルが削除されなかったりする場合があります。このようなときは,Windowsを再起動してください。

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