画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
ドロー機能で画面・帳票を作成します。ドローでは,選択したターゲットに応じて,定義できる内容が異なります。
ドローでは論理項目の長さは,基本的に,使用したい半角文字数(桁)を指定することで定義します。実際に作成される論理マップの長さ(データ長)は,文字コードに依存するため,桁と指定したターゲットによって決まります。各ターゲットに対応する論理項目のデータ長を次の表に示します。
表17-5 各ターゲットでの論理項目のデータ長
論理項目 | ターゲット | |
---|---|---|
AIX(EUC) Solaris(EUC) Linux |
AIX(シフトJIS) HP-UX Solaris(シフトJIS) Windows |
|
カナ項目 | 桁の2倍 | 桁と同じ |
混在項目 | 桁の2倍※ | 桁と同じ |
その他 | 桁と同じ | 桁と同じ |
ターゲットでAIX(EUC),Solaris(EUC),またはLinuxを選択した場合,半角カナの使用について,次の注意が必要です。
オブジェクトの埋字,ラベルおよび選択ラベルの埋字には,半角カナは使用できません。指定した場合は,その項目を「埋めない」に指定した場合と同様のマップが生成されます。
生成された論理マップをEUCコードの論理マップに変換し,COBOLでコンパイルする場合,「-EucPosition」(COBOL2002の場合)または「-K1」オプション(COBOL85の場合)を指定する必要があります。このオプションを指定しないと,COBOLコンパイル時に半角カナを2バイトとして扱うため,72カラムの制限でエラーになる場合があります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2006, Hitachi, Ltd.