XMAP3のドローセットアップ機能を起動させます。セットアップダイアログの［運用管理者用の設定］ボタンを選択して，運用管理者用の設定を活性状態にしてください。

セットアップダイアログの［ターゲットの設定...］ボタンをクリックすると，［ターゲット環境の設定］ダイアログが表示されます。

「ターゲット」から，目的のターゲット環境を選択してください。

注意

ドローセットアップを起動しているときは，XMAP3のほかの機能を起動させないでください。

ターゲットをメインフレームにした場合と，WindowsまたはWSにした場合とでは，データ有無コードに違いがあるので，ターゲット環境を変更すると，動的変更テーブルの更新が必要になることがあります。また，ドローセットアップで修飾名を変更した場合も，動的変更テーブルが更新されます。

この場合，ドローセットアップで設定を保存するときに［X3MODTBLの更新］ダイアログが表示されます。

ファイル名や出力先を変更する場合は，［参照...］ボタンをクリックして指定してください。

［OK］ボタンをクリックすると，動的変更テーブルにデータ有無コードが書き込まれます。上書きする場合は，日付確認のメッセージが表示されます。［OK］ボタンをクリックすると，新しい動的変更テーブルが生成され，上書き前の動的変更テーブルはX3MODBAK.CBL，X3MODBAK.Hとして保存されます。なお，「X3MODTBL.H」はC言語用の動的変更テーブルです。

更新後の動的変更テーブルの先頭部分は次のようになります。

ドローセットアップでのターゲット環境とデータ有無コードの関係を次の表に示します。

表17-4　ターゲット環境の設定とデータ有無コードの関係

ターゲット環境の設定	データ有無コード
VOS3用の画面・帳票開発 VOS1用の画面・帳票開発 VOSK用の画面・帳票開発	X'3F'
メインフレーム−PC分散用の画面・帳票開発	X'3F'
AIX（文字コード：シフトJIS）用の画面・帳票開発	X"1F"
AIX（文字コード：EUC）用の画面・帳票開発	X"1F"
HP-UX（文字コード：シフトJIS）用の画面・帳票開発	X"1F"
Solaris（文字コード：シフトJIS）用の画面・帳票開発	X"1F"
Solaris（文字コード：EUC）用の画面・帳票開発	X"1F"
Linux（文字コード：EUC）用の画面・帳票開発	X"1F"
Windows用の画面・帳票開発	X"1F"

アプリケーションでほかの値のデータ有無コードを使用する場合は，動的変更テーブルを修正してください。

WS用に定義した画面・帳票のテスト表示またはテスト印刷をするためには，PC上の実行環境を設定する必要があります。実行環境の設定の詳細については，「5.　実行環境の設定手順」を参照してください。

なお，GUI画面を定義するときは，「表示・印刷セットアップ」で「画面デザイン」を選び，「項目の外観」を「3D表示」にしてください。テスト表示のときに，構成要素がWSのMotifに近い外観になります。

PC上で利用できる外字は，シフトJISコードの外字のうち，機種依存文字を除いた1,880文字だけが使用できます。また，ドローで定義する画面・帳票に外字を使用する場合は，Windowsに付属の外字エディタで定義してください。WSで定義した外字ファイルは使用できません。