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16.2.2 Java言語用ツールのメッセージ

Java言語用ツールで変換した結果に出力されるメッセージの出力先,出力形式,およびメッセージの一覧について説明します。

<この項の構成>
(1) 出力先ファイル(Java言語用ツール)
(2) メッセージの出力形式(Java言語用ツール)
(3) メッセージ一覧の記述形式(Java言語用ツール)
(4) メッセージ一覧

(1) 出力先ファイル(Java言語用ツール)

Java言語用ツールで変換した結果に出力されるメッセージは,「変換ファイルの出力先」に指定したフォルダ下の「X3UXML01.txt」に出力されます。

(2) メッセージの出力形式(Java言語用ツール)

Java言語用ツールで変換した結果に出力されるメッセージの出力形式を次に示します。

形式
 変換前ファイル名: メッセージテキスト1
   :メッセージテキスト2

形式の説明
  • 変換前ファイル名:Java言語用ツールで変換対象になったファイル名を出力します。
  • メッセージテキスト1:Java言語用ツールの変換結果を出力します。
  • メッセージテキスト2:エラーが発生した場合のエラー原因が出力されます。

(3) メッセージ一覧の記述形式(Java言語用ツール)

メッセージ一覧でのメッセージの記述形式を次に示します。

メッセージテキスト

出力されるメッセージテキストに対する補足説明(必要に応じて記述)
(S)メッセージを出力したあとの主な処理を示します。
(P)メッセージを受け取ったプログラマが実施する必要のある処置を示します。

(4) メッセージ一覧

Java言語用ツールで変換した結果に出力されるメッセージと対処方法を示します。


 

「変換前ファイル名」は正常に変換され格納されました。

(S)変換が正しく行われたため,次のファイルの変換処理をする。

 

「変換前ファイル名」:エラーが発生したため当該ファイルの変換を終了します。
   :変換先ファイルを作成できません。

(S)変換先へのファイル出力でエラーになったため,変換処理を終了し,次のファイルの変換処理をする。
(P)変換先フォルダのアクセス権は妥当かを確認し,再実行する。

 

「変換前ファイル名」:エラーが発生したため当該ファイルの変換を終了します。
   :ファイルの書込みが失敗しました。

(S)ファイルの変換処理中にメモリ不足などのエラーが発生したため,変換処理を終了し,次のファイルの変換処理をする。
(P)ほかのアプリケーションを終了させ,再実行する。

 

「変換前ファイル名」:エラーが発生したため当該ファイルの変換を終了します。
   :変換対象外のファイルが指定されました。

(S)変換前ファイルがJava言語用ツールの入力となる定義対象ではないため,変換処理を終了し,次のファイルの変換処理をする。
(P)正しいファイルを指定し,再実行する。

 

「変換前ファイル名」:エラーが発生したため当該ファイルの変換を終了します。
   :指定ファイルが不足しています。

(S)入力論理マップ,または出力論理マップのどちらかが指定対象になっていないため,変換処理を終了し,次のファイルの変換処理をする。
(P)不足しているファイルを指定し,再実行する。