画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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16.2.1 XML文書生成の操作手順

Java言語用ツールの操作手順を次に示します。C言語用の動的変更テーブルおよび論理マップのファイルから,Webアプリケーションに必要なファイル(入力/出力データ用XML文書,定数用XML文書,および動的変更用XML文書)を生成します。

  1. スタートメニューから[XMAP3]−[Java言語用ツール]を選んで,Java言語用ツールを起動します。
    [Java言語用ツール 変換選択]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  2. [Java言語用ツール 変換選択]ダイアログで「動的変更テーブルの変換」または「論理マップの変換」を選択します。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    [Java言語用ツール 変換]ダイアログが表示されます。[Java言語用ツール 変換]ダイアログのデフォルトフォルダは,手順2.で選択した項目によって異なります。「動的変更テーブルの変換」を選択した場合は「XMAP3インストールフォルダ\INCLUDE」,「論理マップの変換」を選択した場合はドロー機能で最後に保存したフォルダです。

    [図データ]

  4. [Java言語用ツール 変換]ダイアログで変換元となるファイルを指定します。
    変換元として指定するファイルは,手順2.で選択した種別によって次のように異なります。
    • 「動的変更テーブルの変換」を選択した場合
      動的変更テーブル(X3MODTBL.h)を指定します。動的変更テーブルの場合,[Java言語用ツール 変換]ダイアログで指定できるファイルは一つだけです。
    • 「論理マップの変換」を選択した場合
      画面または帳票ごとに関連する入力/出力論理マップ(*.h),および定数ファイル(*.h)をすべて指定します。論理マップの場合,[Java言語用ツール 変換]ダイアログで複数のファイルを指定できます。
      ただし,定数ファイルを指定するのは,定数ファイルを別ファイルに出力している場合だけです。定数ファイルは,ドローセットアップ機能の論理マップ属性で「定数部の別ファイル出力」を指定しない場合,ドロー機能の保存時に出力論理マップの一部に含まれます。この場合は,定数ファイルが生成されないため,[Java言語用ツール 変換]ダイアログで定数ファイルを指定する必要はありません。Java言語用ツールでは,出力論理マップに定数情報が含まれている場合,自動的に定数用XML文書を生成します。
      [Java言語用ツール 変換]ダイアログでのファイルの指定例を次に示します。
    (例1)
    ドローセットアップ機能の論理マップ属性で「定数部の別ファイル出力」を指定して,ドロー機能で画面:MAP001を作成した場合
    次の3ファイル指定します。
    ・MAP001I.h(入力論理マップ)
    ・MAP001O.h(出力論理マップ)
    ・MAP001T.h(定数ファイル)
    (例2)
    ドローセットアップ機能の論理マップ属性で「定数部の別ファイル出力」を指定しないで,ドロー機能で帳票:GRF001を作成した場合
    次の2ファイルを指定します。
    ・GRF001I.h(入力論理マップ)
    ・GRF001O.h(出力論理マップ)
  5. [開く]ボタンをクリックします。
    [Java言語用ツール]ダイアログが表示されます。「変換元ファイルの選択」に,選択したフォルダおよびファイルが表示されます。

    [図データ]

  6. [Java言語用ツール]ダイアログの「変換ファイルの出力先」の[参照]ボタンをクリックします。
    [参照]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  7. [参照]ダイアログで変換ファイルの出力先フォルダを選択して,[OK]ボタンをクリックします。
    [Java言語用ツール]ダイアログの「変換ファイルの出力先」に,選択した出力先が表示されます。
  8. [Java言語用ツール]ダイアログの[変換]ボタンをクリックします。
    変換元ファイルからXML文書が生成されて,指定した出力先に格納されます。
  9. 必要があれば,別のファイルを続けて変換します。
    続けて変換したいファイルの種別によって,次のように手順が異なります。
    続けて変換したいファイルの種別が同じ場合:
    例えば,論理マップのファイルを変換後,別の論理マップのファイルを続けて変換したい場合は,次の手順で操作します。
    1.[Java言語用ツール]ダイアログで,「変換元ファイルの選択」の[参照]ボタンを選択します。
     [Java言語用ツール 変換]ダイアログが表示されます。
    2. 手順4.〜8.を繰り返します。
    続けて変換したいファイルの種別が異なる場合:
    例えば,論理マップのファイルを変換後,動的変更テーブルのファイルを続けて変換したい場合は,次の手順で操作します。
    1.[Java言語用ツール]ダイアログで,[変換種別]ボタンを選択します。
     [Java言語用ツール 変換選択]ダイアログが表示されます。
    2. 手順2.〜8.を繰り返します。
  10. [Java言語用ツール]ダイアログで,[終了]ボタンをクリックします。
    変換処理を終了して,[Java言語用ツール]ダイアログが閉じます。