画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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15.7.3 ポップアップメニューデータの確認

ポップアップメニューファイルは,ポップアップメニューエディタ以外のテキストエディタでも作成できます。ただし,ポップアップメニューファイルが正しく作成されていないと,実行時にポップアップメニューが正しく表示されなかったり,期待した動作がされなかったりします。ポップアップメニューエディタ以外のテキストエディタで作成したポップアップメニューファイルは,ポップアップメニューエディタに読み込んで保存することで,ファイルの内容を検証してください。

<この項の構成>
(1) ポップアップメニューデータの検証の操作

(1) ポップアップメニューデータの検証の操作

  1. ポップアップメニューエディタで[ファイルの読み込み...]ボタンをクリックする。
    格納されているポップアップメニューファイルが表示されます。検証したいファイルを選択し,ファイルを読み込みます。
  2. ファイルの読み込みの結果に応じて対処する。
    ポップアップメニューファイルを読み込んだ結果に応じて,ファイルの内容を確認したり,修正したりしてください。
    エラーが表示されない場合
    ポップアップメニューファイルは正しく作成されています。ただし,ポップアップメニューエディタでは,データ保存時にだけチェックできるエラーもあります。そのため,読み込みエラーが表示されない場合でも,必ず[保存]ボタンをクリックして,ポップアップメニューファイルを保存してください。実行環境では,ポップアップメニューエディタで保存したポップアップメニューファイルを使用してください。
    エラーが表示された場合
    ファイルの読み込みは中断されます。
    ポップアップメニューファイルに誤りがあった場合は,エラーメッセージと,エラーの個所が表示されます。
    エラーの原因の例と対処方法を次に示します。ポップアップメニューファイルを修正するときの参考にしてください。
    エラーの原因 対処方法
    メニュー項目の総数不正
    • 1階層のメニュー項目の和が256項目以下になるようにする。
    • 全体のメニュー項目の和が,32,000項目以下になるようにする。
    階層レベルが不正
    • 階層レベルの最大値を8以下にする。
    • 階層レベルは1〜8の値にする。
    • 階層レベル番号の途中が抜けないようにする。
    • 階層レベルの番号は昇順に指定する。
    アクセスキー不正
    • 同一階層に同じアクセスキーがある場合は,アクセスキーを変更する。なお,大文字と小文字は同じとみなされる。
    • 同一階層のアクセスキーは桁数を同じにする。
    • アクセスキーの桁数は1〜4の値にする。
    • アクセスキーは半角英数字で指定する。
    項目の省略不正
    • 階層レベル,ラベルまたは通知コードが省略されている場合,階層レベル,ラベルまたは通知コードを指定する。なお,下位のメニュー項目を持つメニュー項目には,通知コードおよび選択ラベルは指定できない。
    各項目に指定できる値の最大値不正
    • ラベル,選択ラベル,通知コードは半角文字で64文字以内で指定する。全角文字は2文字として考える。
    • アクセスキーの桁数は1〜4の値にする。
    レコード形式不正
    • ポップアップメニューファイルの最終行が改行で終わっていない場合,最終行の末尾に改行を入れる。
    • 1行に複数のメニュー情報を指定している場合は,1行に1メニュー情報にする。
    • 空白行,または改行だけの階層がある場合は,削除する。