画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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15.5.2 マップファイル操作によるファイルのコピー/削除の操作

<この項の構成>
(1) マップファイル操作の対象となるファイル
(2) ファイルのコピーまたは削除の操作

(1) マップファイル操作の対象となるファイル

マップファイル操作機能では,コピーまたは削除したい対象をファイルの分類で選択します。マップファイル操作の入力ファイルには,XMAP3で作成した各種ファイルを指定してください。作成後に名称を変更した場合は,マップファイル操作の動作は保証されませんのでご注意ください。

マップファイル操作で指定する分類と,その分類の指定によって操作対象となるファイルを次の表に示します。

表15-5 指定ファイルと操作対象となるファイル


対象となるファイル
分類
画面 帳票 書式 遷移
.imp .imp .ifm .seq
マップ定義ファイル(.imp)
書式定義ファイル(.ifm)
×
パネル定義文ファイル(.xmp) × ×
生成結果リストファイル(.lsx) ×
物理マップファイル(.pmp) × ×
論理マップファイル(.cbl/.h) × ×
生成エラーファイル(.err) ×
書式イメージファイル(.fmp) × × ×
行制御データファイル(.pci) × × ×
連続遷移ファイル(.run)
遷移条件ファイル(.seq)
× × ×

(凡例)
○:操作の対象になる。
×:操作の対象にならない。

(2) ファイルのコピーまたは削除の操作

マップファイル操作機能による,ファイルのコピーまたは削除の操作手順を次に示します。

  1. [ユティリティメイン]ダイアログで「マップファイル操作」を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
    [マップファイル操作]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  2. 「対象ファイルの選択」の[参照]ボタンをクリックし,[参照]ダイアログでコピーまたは削除するファイルの種類を選択します。
    参照ファイルで選択できるファイルの種類は次のとおりです。
    • マップ定義ファイル(.imp)
    • 書式定義ファイル(.ifm)
    • 連続遷移ファイル(.run)
    • 遷移条件ファイル(.seq)
  3. コピーまたは削除の対象となるマップ定義ファイル(.imp),書式定義ファイル(.ifm),連続遷移ファイル(.run),および遷移条件ファイル(.seq)を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
    複数ファイルを選択できます。ただし,フォルダ単位の選択はできません。フォルダ下のすべてのファイルを選択したい場合には,Ctrlキーを押しながら「A」キーを押す,またはマウスポインタですべてのファイルを囲むようにドラッグして選択してください。
    ここで選択したファイルは,[マップファイル操作]ダイアログの「対象ファイルの選択」に表示されます。
  4. コピーの場合だけ,「コピーファイルの出力先」の[参照]ボタンをクリックして,[参照]ダイアログでコピー先のドライブ,フォルダを選択し,[OK]ボタンをクリックします。
    [マップファイル操作]ダイアログの「コピーファイルの出力先」に,選択した出力先が表示されます。
  5. コピーしたい場合は[コピー]ボタンを,削除したい場合は[削除]ボタンをクリックします。
    マップファイル操作機能が実行されます。