画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
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15.3.4 マップ生成のコマンド起動
ここでは,コマンドによるマップ生成機能の起動方法について説明します。コマンドラインからコマンドを入力して実行します。
- コマンドラインの形式
- XMAP3GEN.EXE△/i△定義ファイル名〔△/Bb〕
- △:一つ以上の空白またはタブを示す。
- 同じオプションを複数指定した場合,あとに記述したものが有効となります。コマンド記述に誤りが見つかった時点でエラー終了されます。
- 引数
- /i△定義ファイル名
- 入力する定義ファイル(マップ定義ファイルまたは書式定義ファイル)の拡張子を含めたファイル名を指定します。定義ファイル名は,フォルダ付きでもファイル名だけでも指定できます。ただし,フォルダ名に空白が含まれる場合は,全体を"(ダブルクォーテーション)で囲みフルパス名で指定してください。
- 定義ファイル名から拡張子を除いた文字列が,生成される論理マップと定義体(物理マップ,または書式イメージファイルおよび行制御データファイル)の名称に反映されます。マップ名は7文字以内の英数字(a〜z,A〜Z,0〜9)で,先頭文字は英字となります。
- 生成されたファイルは,入力した定義ファイルと同じフォルダに出力されます。
- /Bb
- 引数/Bbの指定の有無で,マップ定義ファイルから生成される論理マップの数値領域の展開形(マップの展開形式)を決めます。
- /Bbを指定した場合,ビッグエンディアン用マップを生成します。数値領域がメモリ中でビッグエンディアン状態になるマシン上で使用する論理マップを生成する場合に指定します。例えば,PCとWSで共通の論理マップデータを使用する場合などに指定します。
- この引数を省略した場合,リトルエンディアン用論理マップを生成します。数値領域がメモリ中でリトルエンディアン状態になるマシン上で使用する論理マップを生成する場合に指定します。例えばPCのスタンドアロンシステムやPC間のC/Sシステム環境で運用する場合などに指定します。
- 注意
- マップ生成実行時には,生成結果が生成結果リストファイル(拡張子.lsx)に出力されます。また,マップ生成時にエラーが発生した場合,エラーファイル(拡張子.err)が出力されます。ファイルの出力先は,定義ファイルの入力先と同じフォルダとなります。メモ帳などで開いて確認してください。
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