画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.9.4 表示色のカスタマイズ

ここでは,表示色に関する設定項目について説明します。なお,ここで説明する設定値は,表示・印刷環境ファイルに登録されます。「(4) GUIオペレータインジケータ文字色」以降の設定は,直接,表示・印刷環境ファイルで指定する必要があります。なお,説明で出てくるパレット番号は,「(1) 色名称」で指定した内容が,表示・印刷環境ファイルに格納されたときの番号になります。詳細については,「6.9.2 ドローでの定義とセットアップ情報との関係」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 色名称(表示サービス名.DCCLNM[n]=)
(2) 拡張文字色(表示サービス名.DCCLXF[n]=)
(3) 拡張背景色(表示サービス名.DCCLXB[n]=)
(4) GUIオペレータインジケータ文字色(表示サービス名.DCGOCC=)
(5) GUIけい線色(表示サービス名.DCGFLC=)
(6) GUIカーソル色(表示サービス名.DCGCRC=)
(7) GUIアンダードット色(表示サービス名.DCGUDC=)
(8) GUIフォーカスなしオペレータインジケータ背景色(表示サービス名.DCGOFC=)
(9) GUIフォーカスありオペレータインジケータ背景色(表示サービス名.DCGONC=)
(10) CUIオペレータインジケータ文字色(表示サービス名.DCOPCC=)
(11) CUIけい線色(表示サービス名.DCFLCL=)
(12) CUI カーソル色(表示サービス名.DCCURC=)
(13) CUIアンダードット色(表示サービス名.DCUDTC=)
(14) CUIフォーカスありオペレータインジケータ背景色(表示サービス名.DCOPNC=)
(15) CUIフォーカスなしオペレータインジケータ背景色(表示サービス名.DCOPFC=)
(16) カーソル,アンダードット色の制御(表示サービス名.DCGSTC=)

(1) 色名称表示サービス名.DCCLNM[n]=

カラーディスプレイに表示するウィンドウシステムの色を指定します。この指定によって,画面定義で使用する色名称とを対応づけます。XMAP3の画面表示に使用する文字色と背景色を赤,緑,青(RGB値)で指定します。背景色の指定は,ディスプレイの表示色が256色以上の場合だけ有効になります。256未満の場合は,Windowsのコントロールパネルの画面のプロパティ「アプリケーション作業領域」の設定値が有効になります。

(2) 拡張文字色表示サービス名.DCCLXF[n]=

文字に使用する,カラーディスプレイに表示するウィンドウシステムの拡張色を指定します。この指定によって,画面定義で使用する色名称とを対応づけます。XMAP3の画面表示に使用する拡張文字色を赤,緑,青(RGB値)で指定します。

nに対応する色は,次のとおりです。

(3) 拡張背景色表示サービス名.DCCLXB[n]=

背景に使用する,カラーディスプレイに表示するウィンドウシステムの拡張色を指定します。この指定によって,画面定義で使用する色名称とを対応づけます。XMAP3の画面表示に使用する拡張背景色を赤,緑,青(RGB値)で指定します。

nに対応する色は,次のとおりです。

拡張背景色の指定は,ディスプレイの表示色が256色以上のときだけ有効になります。256未満の場合は,Windowsのコントロールパネルの画面のプロパティ「アプリケーション作業領域」の設定値が有効になります。

(4) GUIオペレータインジケータ文字色表示サービス名.DCGOCC=

GUI画面のオペレータインジケータの文字色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は黒(08)になります。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は無効になります。

(5) GUIけい線色表示サービス名.DCGFLC=

GUI画面のけい線の色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は黒(08)になります。なお,ドローでの画面定義時に,フィールドボックスダイアログを設定した場合,この指定は無効となり,フィールドボックス内のけい線色はダイアログで指定した色となります。

(6) GUIカーソル色表示サービス名.DCGCRC=

GUI画面のカーソルの色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は黒(08)になります。

「(16) カーソル,アンダードット色の制御」の値を「MANUAL」に指定してください。

(7) GUIアンダードット色表示サービス名.DCGUDC=

GUI画面のアンダードットの色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は黒(08)になります。

「(16) カーソル,アンダードット色の制御」の値を「MANUAL」に指定してください。

(8) GUIフォーカスなしオペレータインジケータ背景色表示サービス名.DCGOFC=

フォーカスのないGUI画面のオペレータインジケータの背景色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。

なお,この指定はディスプレイの表示色が256色以上のときだけ有効になります。256未満の場合は,Windowsのコントロールパネルの画面のプロパティ「アプリケーション作業領域」の設定値が有効になります。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は無効になります。

(9) GUIフォーカスありオペレータインジケータ背景色表示サービス名.DCGONC=

フォーカスのあるGUI画面のオペレータインジケータの背景色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。

なお,この指定はディスプレイの表示色が256色以上のときだけ有効になります。256未満の場合は,Windowsのコントロールパネルの画面のプロパティ「アプリケーション作業領域」の設定値が有効になります。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は無効になります。

(10) CUIオペレータインジケータ文字色表示サービス名.DCOPCC=

CUI画面のオペレータインジケータの文字色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は無効になります。

(11) CUIけい線色表示サービス名.DCFLCL=

CUI画面のけい線の色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は白(07)になります。

(12) CUI カーソル色表示サービス名.DCCURC=

CUI 画面のカーソルの色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は白(07)になります。

(13) CUIアンダードット色表示サービス名.DCUDTC=

CUI画面のアンダードットの色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。標準値は白(07)になります。

(14) CUIフォーカスありオペレータインジケータ背景色表示サービス名.DCOPNC=

フォーカスのあるCUI画面のオペレータインジケータの背景色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は,無効になります。

(15) CUIフォーカスなしオペレータインジケータ背景色表示サービス名.DCOPFC=

フォーカスのないCUI画面のオペレータインジケータの背景色を,色名称で指定した表示・印刷環境ファイルのパレット色番号から選んで指定します。

なお,拡張形式のオペレータインジケータの場合は,無効になります。

(16) カーソル,アンダードット色の制御表示サービス名.DCGSTC=

カーソル,アンダードット色の制御方法を指定します。