画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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5.3.4 DBサーバ型C/Sシステム構成の設定例

複数のクライアントをサーバに接続して共通の業務をする場合で,AP,マッピングライブラリ,および表示サービスが同じPC上にある構成です。クライアントPC上でのXMAP3の構成は,スタンドアロン構成と同じになります。

この場合,サーバ側にAPは必要ありません。そのため,サーバ側はデータベースを管理するデータベースマネージメントシステムだけの構成になります。

[図データ]

<この項の構成>
(1) 設定
(2) ソフトウェア構成

(1) 設定

XMAP3の実行環境の設定は,スタンドアロン構成の場合と同様です。

DBの設定としては,DBMSおよびODBCドライバの設定が必要になります。詳細については,使用するソフトウェアのマニュアルを参照してください。また,XMAP3の設定は,スタンドアロン構成と同じです。

(2) ソフトウェア構成

DBサーバ型C/Sシステムのソフトウェア構成を次に示します。

サーバ/
クライアント
使用するソフトウェア
XMAP3 コンパイラ※1 DB
サーバ HiRDB※2
クライアント XMAP3/REPORT3(-RTS),XMAP3/NET(-RTS),またはXMAP3/Enterprise Edition(-RTS) 日立COBOL(-RTS),VC++,VC++.NET,またはVB HiRDB※2

(凡例)
−:なし。

-RTSは,Run Time Systemを示します。

注※1
使用するコンパイラが必要になります。

注※2
HiRDBのほかに,SQL ServerやORACLEなども使用できます。