画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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5.2.1 スタンドアロン構成の環境設定

基本的な設定の手順を次に示します。スタンドアロン構成での設定には,「表示・印刷セットアップ」だけを使用します。

<この項の構成>
(1) 画面表示の環境設定
(2) 帳票印刷の環境設定
(3) AP実行の環境設定

(1) 画面表示の環境設定

OS(Windows)で画面表示に関する設定を確定したあと,「表示・印刷セットアップ」を使用して,画面環境の設定をします。すでに一般の使用を想定した標準値が設定されていますので,独自の環境にしたい場合に設定を変更してください。

ただし,表示・印刷セットアップ機能では,スタンドアロン構成用の画面に対する仮想端末を設定する機能はありません。設定したい場合は,直接,仮想端末名ファイル(X3MWHOST)を修正してください。

画面表示の環境設定の詳細については,「6. 画面に関する環境設定」を参照してください。

(2) 帳票印刷の環境設定

使用するプリンタに対応するプリンタドライバを組み込み,OS(Windows)でプリンタに関する設定を確定したあと,「表示・印刷セットアップ」を使用して,帳票環境の設定をします。ただし,PDF出力の場合,プリンタドライバの組み込みは必要ありません。

なお,Windowsで「通常使うプリンタ」に設定したページプリンタに印刷したい場合は,基本的には帳票環境の設定の必要はありません。ただし,シリアルプリンタを使用する場合は,表示・印刷セットアップでプリンタ名や各種オプションの指定が必要です。

詳細については,「7. 帳票に関する環境設定」を参照してください。

(3) AP実行の環境設定

定義体をAPとは異なるフォルダに格納する場合やグラフィックデータの格納フォルダの指定,日立FAXC/SPOOLとの連携で使用するFAX宛先ファイルの格納フォルダ,帳票のPDF出力時に共通で使用するPDFファイル格納フォルダなど,必要に応じてAP環境の設定をします。

詳細については,「8. AP実行に関する環境設定」を参照してください。