画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド

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3.5.2 ターミナルサービス構成の開発環境の設定

ここでは,ターミナルサービス構成の環境設定方法の概要を説明します。詳細は,Windows 2000 Server,Windows Server 2003,またはWindows Server 2003 x64のターミナルサービスの説明を参照してください。

<この項の構成>
(1) ターミナルサーバ環境の設定(サーバ側)
(2) 利用するアプリケーションの設定(サーバ側)
(3) ターミナルクライアント インストールディスクの作成(サーバ側)
(4) ターミナルクライアント環境の設定(クライアント側)
(5) クライアントの利用(クライアント側)

(1) ターミナルサーバ環境の設定(サーバ側)

ターミナルサービス構成のサーバ側の環境設定手順を示します。

  1. ターミナルサービスをインストールします。
    Windows 2000 Server,Windows Server 2003,およびWindows Server 2003 x64の標準の設定では,ターミナルサービスはインストールされていません。
    Windows 2000 Serverを使用する場合は,[コントロールパネル]から[アプリケーションの追加と削除]を選び,インストールしてください。Windows Server 2003またはWindows Server 2003 x64を使用する場合は,Windows Server 2003またはWindows Server 2003 x64のマニュアルを参照してください。
  2. ターミナルサービスが有効かどうかを確認します。
    Windows 2000 Server,Windows Server 2003,およびWindows Server 2003 x64の標準の設定では,インストールした際に有効化されます。有効化されていない場合は,[コントロールパネル]の[管理ツール]にある[サービス]を使って,有効化してください。
  3. ライセンスサーバを有効にします。
    「ターミナルサービスライセンス」を起動して,ライセンスサーバを有効化してください。
  4. クライアントアクセスライセンスキーパックをインストールします。
    「ターミナルサービスライセンス」を起動してインストールしてください。
  5. ターミナルサービスを設定します。
    「ターミナルサービス構成」を起動して設定してください。

(2) 利用するアプリケーションの設定(サーバ側)

サーバ側のアプリケーションの環境設定をします。XMAP3の画面・帳票を開発するための環境設定をしてください。

(3) ターミナルクライアント インストールディスクの作成(サーバ側)

ターミナルクライアントを配布するためのディスクを作成します。「ターミナルサービスクライアントクリエータ」を起動して,インストールディスクを作成してください。なお,日立Windows-based Terminalをクライアントに使用する場合は,この作業は必要ありません。

(4) ターミナルクライアント環境の設定(クライアント側)

ターミナルサービス構成のクライアント側の環境設定手順を示します。

  1. ターミナルクライアントをインストールします。
    (3)で作成したインストールディスクを使用して,ターミナルクライアントをインストールしてください。なお,日立Windows-based Terminalをクライアントに使用する場合は,この作業は必要ありません。
  2. クライアントの接続を設定します。
    「クライアント接続マネージャ」を使用して,ターミナルクライアントの接続を設定してください。

(5) クライアントの利用(クライアント側)

「ターミナルサービスクライアント」を起動して,ターミナルサービスのサーバに接続し,XMAP3を利用します。