画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
XMAP3を使用した,画面・帳票の開発形態を紹介します。
XMAP3だけを使って,画面・帳票のマップを開発するためのシステム構成を次の図に示します。
図1-1 画面・帳票のマップを開発するためのシステム構成
日立COBOL開発マネージャと連携して,XMAP3の画面・帳票のマップおよびAPを開発するためのシステム構成を次の図に示します。
図1-2 日立COBOL開発マネージャと連携する場合のシステム構成
XMAP3で開発した画面・帳票のマップをリポジトリで管理するために,SEWB+(SEWB+/REPOSITORYおよびSEWB+/REPOSITORY-BROWSER)と連携する場合のシステム構成を,次の図に示します。なお,リポジトリを管理するサーバで必要なメモリ所要量とディスク占有量は,リポジトリを利用するクライアント数や管理するデータの量によって異なります。詳細については,マニュアル「SEWB+/REPOSITORY 運用ガイド」を参照してください。
図1-3 SEWB+と連携する場合のシステム構成
Windowsが提供するターミナルサービス機能を利用し,ターミナルサービス構成でXMAP3の画面・帳票を開発できます。
ターミナルサービス構成では,ターミナルサービスのサーバPCにXMAP3をインストールすれば,各クライアントPCにXMAP3をインストールする必要はありません。サーバPCでセットアップファイルを一元管理することによって,各クライアントで共通の開発環境を使用できます。また,XMAP3やAPの開発で使用する各種のファイルをクライアントに配布する必要もなく,リソースをサーバで集中管理できます。なお,ターミナルサービス構成でSEWB+と連携する場合はサーバにSEWB+/REPOSITORY-BROWSER Serverが,COBOLと連携する場合は,サーバ側に日立COBOLのサーバ製品※が必要です。ターミナルサービスを利用した開発環境のシステム構成を次の図に示します。
図1-4 ターミナルサービスを利用して開発する場合のシステム構成
XMAP3/Enterprise Editionは,メインフレームと連携した運用のための機能を提供しています。PC側でメインフレーム用の画面・帳票を開発したり,メインフレーム側で作成した画面・帳票をPC側で流用したりするなど,メインフレームと連携した開発ができます。メインフレームと連携した開発の概要を次の図に示します。この機能の詳細については,マニュアル「XMAP3 メインフレーム連携ガイド」を参照してください。
図1-5 メインフレームと連携した開発
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