画面・帳票サポートシステム XMAP3 開発・実行ガイド
1.1.3 ターミナルサービスの利用
XMAP3では,Windows ターミナルサービスを利用したシステム構成で,XMAP3の画面・帳票を開発,およびXMAP3の画面・帳票を使用したAPを実行できます。XMAP3のすべての製品で,ターミナルサービスを利用して開発環境および実行環境を運用できます※。
なお,ターミナルサービスを利用する環境の場合,XMAP3のC/S構成を適用することはできません。また,XMAP3/Webを適用するWebシステムには,ターミナルサービスを利用できないため注意してください。
- 注※
- ターミナルサービスを利用した運用は,開発環境ではXMAP3 04-02以降,実行環境ではXMAP3 04-01以降で利用できます。
- <この項の構成>
- (1) 前提ハードウェア
- (2) 前提ソフトウェア
(1) 前提ハードウェア
ターミナルサービス構成で前提となるハードウェアを,次に示します。ハードウェアには,ターミナルサービスを動作させるために必要なスペックを搭載した機器を使用してください。
- サーバPC
- ターミナルサービスのサーバ機能を動作させることができるPC/AT互換機またはPC-9800シリーズ
- クライアントPC
- ターミナルサービスのクライアント機能を動作させることができるPC/AT互換機またはPC-9800シリーズ
- 日立Windows-based Terminal(ターミナルサービスの専用端末)
(2) 前提ソフトウェア
ターミナルサービス構成で前提となるソフトウェアを,次に示します。
- サーバPC
- ターミナルサービスのサーバ機能を標準で備えている,次のWindows 2000 Serverシリーズ,およびWindows Server 2003シリーズのOSを適用できます。
- Windows 2000 Server
- Windows 2000 Advanced Server
- Windows 2000 Datacenter Server
- Windows Server 2003
- Windows Server 2003 x64
- 注
- Microsoft(R) Windows NT(R) Server 4.0,Terminal Server Editionは適用できません。
- クライアントPC
- ターミナルサービスのクライアント機能を動作させることができる,次のOSを適用できます。
Windows 95,Windows 98,Windows Me,
Windows NT,Windows 2000,Windows XP
- 日立Windows-based Terminalを使用する場合は,Windows CEを適用できます。
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