帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

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3.2.2 eurpsコマンドのオプション一覧

eurpsコマンドのオプションを,出力する環境別に次に示します。

<この項の構成>
(1) プリンタ出力の場合
(2) ファイル出力の場合

(1) プリンタ出力の場合

Windows対応のプリンタ,UNIX/Linux対応のLIPSIII,PostScript Level2,およびESC/P対応プリンタに出力するときのオプション一覧を次に示します。

表3-2 eurpsコマンドで指定するオプション一覧(プリンタ出力の場合)

オプション オプションの指定内容 Windows UNIX/Linux
Windows UNIX/Linux プリンタ JP1仕分け プリンタ PDLファイル
/p -p 出力先プリンタ名
/t -t 帳票の出力タイプ × × × ×
/pi -pi プリンタ定義ファイル名
/pf -pf 出力先ファイル名 × ×
/pnf -pnf 出力ページ情報ファイル名
/df -df 文書情報設定ファイル名
/mfd -mfd 複数様式情報定義ファイル名 ※1 ※1 ※1 ※1
/rif -rif 置き換え表管理情報ファイル名
/dif -dif 接続情報ファイル名
/ds 仕分け定義情報ファイル名 × × ×
/dsf -dsf PDF仕分け定義ファイル名 × × × ×
/cry -cry 暗号化指定 × × × ×
/cryf -cryf 暗号化設定ファイル名 × × × ×
/bm -bm しおり指定 × × × ×
/bmf -bmf 文書しおり定義ファイル名 × × × ×
/ecrypk -ecrypk パスワード暗号化鍵 × × × ×
/tint 透かし情報ファイル名 × × × ×
/jsc -jsc Acrobat JavaScript定義ファイル名 × × × ×
/pvp -pvp ビューアプレファレンス定義ファイル名 × × × ×
/fwm -fwm 文字幅の計算方法 ※6 ※6
/mrs -mrs 帳票セット指定ファイル名 ※4 ※4 ※4 ※4
帳票セット
 
 
 
帳票セット
 
 
 
帳票ファイル名 ※4 ※4 ※4 ※4
データファイル名
しおり定義ファイル名 × × × ×
複数指定 ※4 ※4 ※4 ※4
/s -s 印刷開始ページ 2 2 2 2
/e -e 印刷終了ページ 2 2 2 2
/c -c 印刷部数 2 × 2 ×
/n -n 印刷部数の単位 2 × 2 ×
/h -h 用紙の向き 2 × 23 ×
/tc -tc 給紙トレイコード ×
/g -g 余白へのページ番号出力 5 5 5 5
/o -o 余白へのページ番号の出力位置 5 5 5 5
/m -m ページ番号の形式 5 5 5 5
/f -f ページ番号の初期値 5 5 5 5
/i -i ページ番号の開始番号の初期化 5 5 5 5
/nomessage
/message
-nomessage
-message
メッセージ出力
/envfile -envfile 環境設定ファイル名
(凡例)
−:該当するオプションはありません。
◎:必ず指定するオプションです。
○:指定を省略できるオプションです。
△:指定しても無視されるオプションです。
×:指定するとエラーになるオプションです。
注※1
複数様式で帳票を出力する場合は,/mfd(-mfd)オプションを必ず指定してください。/mfd(-mfd)オプションが省略されていると,帳票セット,または帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※2
/mrs(-mrs)オプション,または複数の帳票セットを指定して出力する場合,オプションの指定は無視されます。
注※3
ESC/P対応プリンタに出力する場合,オプションの指定は無視されます。
注※4
/mrs(-mrs)オプションと帳票セットを同時に指定した場合は,/mrs(-mrs)オプションで指定された帳票ファイルのあとに,帳票セットの帳票ファイルが追加して出力されます。
注※5
複数様式で帳票を出力する場合,オプションの指定は無視されます。
注※6
プリンタ定義ファイルのキーワードPDLTypeがPS2の場合,dynamicを指定するとエラーになります。

(2) ファイル出力の場合

Windows環境,およびUNIX/Linux環境でPDF形式ファイル,EUR形式ファイル,CSV形式ファイルを出力するときのオプション一覧を次に示します。

PDF形式ファイル,EUR形式ファイルを出力するには,EUR Print Service Enterpriseが必要です。

また,PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合は,EUR Print Service Enterpriseと付加製品のEUR Print Service - Cipher optionが必要です。

表中では,出力形式の名称を次のように省略して表記します。

(凡例)
−:該当するオプションはありません。
◎:必ず指定するオプションです。
○:指定を省略できるオプションです。
△:指定しても無視されるオプションです。
×:指定するとエラーになるオプションです。
注※1
複数様式で帳票を出力する場合は,/mfdオプション(UNIX/Linux環境の場合は-mfdオプション)を必ず指定してください。/mfdオプション(UNIX/Linux環境の場合は-mfdオプション)が省略されていると,帳票セット,または帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※2
/mrsオプション(UNIX/Linux環境の場合は-mrsオプション),または複数の帳票セットを指定して出力する場合,オプションの指定は無視されます。
注※3
/mrsオプション(UNIX/Linux環境の場合は-mrsオプション)と帳票セットを同時に指定した場合は,/mrsオプション(UNIX/Linux環境の場合は-mrsオプション)で指定された帳票ファイルのあとに,帳票セットの帳票ファイルが追加して出力されます。
注※4
複数様式で帳票を出力する場合,オプションの指定は無視されます。