EUR サーバ帳票出力機能で文字幅計算方法を設定するには，次に示す四つの方法があります。

• eurpsコマンド
  /fwm（-fwm）オプションで設定します。設定方法の詳細については，「3.2.3(13)　/fwmオプション」を参照してください。
  
• ActiveXオブジェクト
  FontWidthModeプロパティで設定します。設定方法の詳細については，「FontWidthModeプロパティ」を参照してください。
  
• JavaBeans起動部品
  setFontWidthModeメソッドで設定します。設定方法の詳細については，「setFontWidthModeメソッド」を参照してください。
  
• 環境変数
  環境変数EURPS_FONT_WIDTH_MODEで設定します。設定方法の詳細については，「7.26.49　EURPS_FONT_WIDTH_MODE」を参照してください。
  

出力形式ごとの文字幅計算方法の適用範囲を次に示します。

表2-10　 文字幅計算方法の適用範囲

出力環境	出力形式	適用
Windows環境の場合	プリンタ出力	○
	PDF形式ファイル出力（フォント埋め込みなし）	○
	PDF形式ファイル出力（フォント埋め込みあり）	○
	CSV形式ファイル出力	×
	EUR形式ファイル出力	○
	Excel形式ファイル出力	×
UNIX／Linux環境の場合	PDF形式ファイル出力（フォント埋め込みなし）	○
	PDF形式ファイル出力（フォント埋め込みあり）	○
	PostScript Level2対応プリンタ出力	×
	LIPSIII対応プリンタ出力	×
	ESC/P対応プリンタ出力	×
	CSV形式ファイル出力	×
	EUR形式ファイル出力	○
	Excel形式ファイル出力	×

（凡例）

○：プロポーショナルフォント出力，および固定ピッチフォントの動的モード出力を適用します。

×：プロポーショナルフォント出力，および固定ピッチフォントの動的モード出力を適用しません。