画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


13.2.3 C/S構成でのほかのクライアントへの実行環境の配布手順

次に示す手順で環境を配布してください。

  1. 環境設定ファイルをバックアップする

    スタンドアロン構成の作業と同様です。

  2. ユーザファイルをバックアップする

    APおよびマップそのものはバックアップ不要です。ただし,「XMAP3クライアント」をAP名指定で起動する場合は,そのショートカットを登録しているフォルダをバックアップしてください。

    グラフィックデータ,外字ファイル,アイコンファイル,およびポップアップメニューファイルについては,必要に応じてバックアップしてください。

  3. 配布元Windowsクライアントでの起動パスを調査する

    Windowsクライアントには,APがないため不要です。

  4. 配布元WindowsクライアントでのOS設定を調査する

    スタンドアロン構成の作業に加えて,配布元WindowsクライアントのTCP/IP環境の設定内容を調査してください。

  5. 配布先WindowsクライアントのOSを設定する

    スタンドアロン構成の作業と同様です。

  6. プリンタドライバをインストールする

    スタンドアロン構成の作業と同様です。

  7. 配布先Windowsクライアントにプログラムをインストールする

    スタンドアロン構成の作業と同様です。

  8. 環境設定ファイルをリストアする

    スタンドアロン構成の作業と同様です。

  9. ユーザファイルをコピーする

    APとマップファイルのコピーは不要です。バックアップしたファイルについては,必要に応じてコピーしてください。

    「XMAP3クライアント」をAP名起動する場合は,そのショートカットを含むフォルダをバックアップしたものをコピーしてください。

  10. 個々のWindowsクライアントを設定する

    スタンドアロン構成の作業と同様です。必要に応じて,次のセットアップをしてください。

    • 起動アイコンの設定

      サービス名指定で起動する場合は,配布元のWindowsクライアントとXMAP3のインストールフォルダが変わらなければ,コピーしたショートカットに対しての修正は必要ありません。XMAP3のインストールフォルダが変わった場合は,ショートカットのリンク先を,配布先Windowsクライアントのインストールフォルダに修正してください。

  11. 動作を確認する

    スタンドアロン構成の作業に加えて,次の確認をしてください。

    • 作成したアイコンから起動するアプリケーションが,すべて正しく動作するかどうか。

    • Windowsクライアントから複数のホストに接続する場合,それぞれのホストに正しく接続できるかどうか。