9.5.2 出力/固定グラフィック帳票を印刷する
UNIX版XMAP3で,出力/固定グラフィック帳票を印刷する機能について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 利用できるグラフィックデータの種類
UNIX版XMAP3で,出力/固定グラフィック帳票を印刷する場合は,次のグラフィックデータを出力グラフィックに指定できます。
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Windowsビットマップ形式(*.bmp)
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JPEGファイル(*.jpg)
JFIF準拠ベースライン形式(基本DCT方式のJFIF 01-01およびJFIF 01-02形式)だけ利用できます。
Windowsメタファイル(*.wmf)および拡張メタファイル(*.emf)は利用できません。
出力グラフィックファイルでは,末尾が半角スペースのファイル名は扱えません。
印刷できるグラフィックデータは,モノクロ(白黒2色)のグラフィックデータだけです。利用できないグラフィックデータを指定した場合は,指定したグラフィックが破棄されて,印刷されます。
(2) 前提となる印刷モード
この機能をサポートする印刷モードを次に示します。
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LIPSIII準拠ページプリンタ
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PostScriptレベル2準拠ページプリンタまたはPostScriptレベル3準拠ページプリンタ
印刷モードを指定するには,表示・印刷環境ファイル(XPWconfig)に次のパラメタを設定します。
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LIPSIII準拠ページプリンタを指定する場合
*.PCRPRT=LIPS, *.PCLIPS=3
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PostScriptレベル2準拠ページプリンタまたはPostScriptレベル3準拠ページプリンタを指定する場合
*.PCRPRT=PostScript2
上記以外の印刷モードを指定した場合,指定したグラフィックが破棄されて,印刷が継続されます。