画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


9.4.4 一般のFAX通信プログラムを使用したFAX出力

FAX専用のプリンタドライバが提供されているFAX通信プログラムがあれば,XMAP3の帳票をFAXに出力できます。一般のFAX通信プログラムを使用して,帳票をFAXに出力することもできます。FAXコネクションを使用しない場合の,FAX出力のためのセットアップ方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) FAX出力のための帳票環境のセットアップ手順

  1. FAX通信プログラムをインストールする

    帳票環境をセットアップするWindowsに,FAX通信プログラムをインストールし,FAXプリンタドライバをインストールします。

  2. Windows上でのプリンタを設定する

    FAXプリンタドライバが提供されているFAX通信プログラムであれば,インストール時にFAXドライバに対応するプリンタがWindowsに登録されます。通信の環境(相手先電話番号の登録,同報通信など)を,FAX通信プログラムの設定方法に従って設定します。

  3. XMAP3でのセットアップをする

    表示・印刷セットアップでは,インストールしたFAXプリンタドライバが「プリンタ名(ドライバ名)」に表示されるのでこれを選びます。FAX出力では印刷モードにGDIを使用するため,出力する帳票の定義対象に合わせて,印刷モード「GDI:ページプリンタ」または「GDI:シリアルインパクトプリンタ」を選びます。

    APから複数枚の帳票をFAX送信する場合,オプションの「スプール書き出し単位」(プリンタスプールへの登録単位)から「アプリケーション毎」を選択すると,APの全印刷要求を1文書として1回の通信で相手先に送付できます。

(2) APでの指定と動作

FAX送信する場合のAPの指定と動作を説明します。