5.5.2 先行入力使用時の実行環境の設定
XMAP3実行環境で,先行入力を設定する手順と,設定内容を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 先行入力の設定手順
先行入力を使用するには,表示・印刷環境ファイルにパラメタを指定する必要があります。なお,先行入力は,表示・印刷セットアップで設定できません。
先行入力の設定手順を次に説明します。
-
表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)をテキストエディタで開き,「*.DCAHIN」に「ENABLE」を設定します。
- 注意事項
-
表示・印刷環境ファイルに「*.DCAHIN」のパラメタを設定したあと,表示・印刷セットアップでほかの設定を更新して[更新]ボタンをクリックしても,「*.DCAHIN」のパラメタは保持されます。ただし,表示・印刷セットアップで[標準値]ボタンをクリックすると,表示・印刷環境ファイルの設定値はすべて新規インストールした直後の状態に戻ります。このため,「*.DCAHIN」のパラメタも削除されるので注意してください。
(2) 表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)の設定
先行入力機能を使用する場合は,表示・印刷環境ファイル(X3PCONF)を編集します。表示・印刷環境ファイルの格納先フォルダを次に示します。
- Windowsの場合
XMAP3インストールフォルダ\ETC\X3PCONF
先行入力の設定項目を次の表に示します。詳細については,「8.13 先行入力に関する設定(Windows)」を参照してください。
設定項目 |
ファイルでの記述形式 |
関連ファイル |
---|---|---|
先行入力の使用有無 |
表示サービス名.DCAHIN= |
表示・印刷環境ファイル |