画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


4.1.1 Windows版XMAP3の環境設定

Windows版XMAP3の動作環境は,次に示すセットアップ機能で設定します。セットアップ機能では,各項目をGUIで設定します。

セットアップ機能を実行すると,XMAP3の動作環境は環境設定ファイルに格納されます。XMAP3サーバ/クライアント実行環境で,XMAP3の動作環境をバックアップまたはリストアする場合は,環境ファイル操作で環境設定ファイルを指定して実行します。

各製品で提供されるセットアップ機能を次の表に示します。

表4‒1 セットアップ機能を提供する製品

セットアップ機能

製品名

XMAP3 Server Runtime

XMAP3 Client Runtime

XMAP3/Web for Cosminexus

表示・印刷セットアップ

C/Sセットアップ

印刷拡張セットアップ

(凡例)

○:提供している。

−:提供していない。

△:使用する場合は,XMAP3 Client 印刷拡張機能が必要。

XMAP3サーバ/クライアント実行環境の環境設定ファイルの作成から,実行環境の配布までの手順の例を次の図に示します。

図4‒1  Windows版XMAP3の環境設定の手順例

[図データ]

  1. セットアップ機能で環境設定ファイルを設定する

    XMAP3サーバ/クライアント実行環境で提供されるセットアップ機能を使用して,環境設定ファイルを設定します。セットアップ機能では,GUI操作で設定内容を変更できます。

  2. 環境ファイル操作でバックアップファイルを作成する

    環境ファイル操作で,環境設定ファイルを一つのファイルにまとめます。

    詳細については,「13.3 環境設定ファイルのバックアップとリストア」を参照してください。

  3. バックアップファイルを配布する

    環境設定ファイルを更新したいマシンに,バックアップファイルを配布してください。

  4. 環境ファイル操作でバックアップファイルをリストアする

    配布されたバックアップファイルを,環境ファイル操作を使用してリストアします。