画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド
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6.2.7 サーバが2台以上のC/S構成の設定例
サーバとクライアントで必要な設定について,システム構成に沿った内容で説明します。
設定するファイル間で名称を合わせる必要があります。ファイル間の関係を確認してください。
(a) サーバ側の設定
- TCP/IPポート番号の設定
WindowsのSERVICESファイルに,ポート番号を設定します。
- SERVER1,SERVER2共通
![[図データ]](FIGURE/ZU05S330.GIF)
- TCP/IP用IPアドレスおよびホスト名の設定
HOSTSファイルに次の項目が指定されていない場合は追加します。
- XMAP3サーバのIPアドレスとホスト名
- XMAP3クライアントのIPアドレスとホスト名
IPアドレスは[コントロールパネル]−[ネットワーク]−[TCP/IPプロトコル]のプロパティで指定した内容を,ホスト名は[システム]−[コンピュータ名]で指定した内容を追加します。なお,ホスト名は大文字と小文字が区別されます。
- SERVER1
![[図データ]](FIGURE/ZU05S340.GIF)
- SERVER2
![[図データ]](FIGURE/ZU05S350.GIF)
- XMAP3のC/Sシステム環境の環境設定ファイルの内容例
サービス名ファイル(X3PHOST)の内容は,次のとおりです。
- SERVER1
![[図データ]](FIGURE/ZU05S360.GIF)
- SERVER2
![[図データ]](FIGURE/ZU05S370.GIF)
仮想端末名ファイル(X3MWHOST)の仮想端末の設定内容は,次のとおりです。
- SERVER1,SERVER2共通
![[図データ]](FIGURE/ZU05S380.GIF)
上記,XMAP3のC/Sシステムと仮想端末の設定は,C/Sセットアップで定義します。上記ファイルを直接設定することもできますが,C/Sセットアップを使用することをお勧めします。
(b) クライアント側の設定
- TCP/IPポート番号の設定
WindowsのSERVICESファイルに,サーバ側で設定した値と同じポート番号を設定します。
- CLIENT1,CLIENT2共通
![[図データ]](FIGURE/ZU05S390.GIF)
- TCP/IP用IPアドレスおよびホスト名の設定
HOSTSファイルに次の項目が指定されていない場合は追加します。
- XMAP3サーバのIPアドレスとホスト名
- XMAP3クライアントのIPアドレスとホスト名
IPアドレスは[コントロールパネル]−[ネットワーク]−[TCP/IPプロトコル]のプロパティで指定した内容を,ホスト名は[システム]−[コンピュータ名]で指定した内容を追加します。なお,ホスト名は大文字と小文字が区別されます。
- CLIENT1
![[図データ]](FIGURE/ZU05S400.GIF)
- CLIENT2
![[図データ]](FIGURE/ZU05S410.GIF)
- クライアント起動時の引数
「XMAP3クライアント」を起動する際に,次の引数を指定してください。
- SERVER1サーバに接続する場合
xmap3clt.exe -h SERVER1
- SERVER2サーバに接続する場合
xmap3clt.exe -h SERVER2
(2) ソフトウェア構成
サーバが2台以上のC/Sシステムのソフトウェア構成を次に示します。
| サーバ/クライアント |
使用するソフトウェア |
| XMAP3 |
コンパイラ※1 |
DB※2 |
| サーバ |
XMAP3 Server Runtime |
COBOL2002(Runtime)またはVisual C++ |
HiRDB※3
またはISAM※4 |
| クライアント |
XMAP3 Server RuntimeまたはXMAP3 Client Runtime |
− |
− |
- (凡例)
- −:なし。
- 注※1
- 使用するコンパイラが必要になります。
- 注※2
- DB連携しない業務では,DBに関するソフトウェアは不要です。
- 注※3
- HiRDBのほかに,SQL ServerやOracleなども使用できます。
- 注※4
- ISAMのプログラムインタフェースは,COBOL2002に標準添付されています。
(3) XMAP3システムを起動する手順
次の手順でXMAP3システムを起動してください。
- サーバ側で,「XMAP3サーバ」アイコンを選び,XMAP3サーバを起動します。
- クライアント側で,「XMAP3クライアント」アイコンを選び,XMAP3クライアントを起動します。
- XMAP3クライアントによって,そのクライアントに定義された表示サービスが自動的に起動されます。
- 起動された表示サービスに対応するAPがサーバ側で起動されます。
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