画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド


9.4 ユーザプログラムの作成(OpenTP1サーバ連携の場合)

ユーザプログラムは,Webブラウザウィンドウ上に表示された画面とデータをやり取りしたり,帳票を印刷したりする,ユーザが作成する業務処理用のCOBOLプログラムです。

XMAP3/Web for Cosminexusでは,次に示すフォルダにサンプルプログラムを提供しています。ユーザプログラムを作成する上で参考にしてください。

XMAP3インストールフォルダ\Web for Cosminexus\SAMPLE\COBOL

ユーザプログラムでは,C/S構成で使用していたXMAP3システムと同様に論理マップデータを作成し,送信データに設定します。送信データには,論理マップデータのほかに仮想端末名や印刷完了通知,終了通知などのインタフェース情報や送信データの長さを設定します。

送信データに設定する論理マップは,クライアント側へ自動的にダウンロードされるXMAP3 ActiveX コントロールで,物理マップとともに画面の入出力や帳票の出力に使用されます。

受信データと送信データは,共通の領域(データ長設定領域,共通インタフェース領域および論理マップ領域)を使用します。領域の定義は,登録集原文としてXMAP3/Web for Cosminexusが提供します。詳細については,「9.4.3 ソースプログラムの記述(OpenTP1サーバ連携の場合)」を参照してください。

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